『批評という鏡』

ナイチンゲールの沈黙』を読み終えてもまだ、眠気はやってこず、それでは!と積ん読の山から取り出したのが、これ。渡辺保さんの批評は、時に「納得いかない!」と思うこともあるのだけれど、最近はわりあい「おお、保さんもそう見ていらっしゃいましたか!」と思うことが少なくなく、それだけこっちの見る目が、多少は磨かれてきたということなのか、なんなのか・・・。
2000年から2004年までの劇評をまとめたもので、ちょうどわたしが歌舞伎から離れていて、一番「見ておきたかった!」と今思っている時期のもの。三津五郎様の襲名も、羽左衛門さんも、なんであの時に見ておかなかったかなぁ???と思っても、まさに後の祭りですね。
やっぱり、なんだかんだ言っても、とりあえず見ておかないと、ね・・・。といいつつ、さっそく今月の演舞場と浅草第一部は取りこぼしちゃいましたが・・・。

批評という鏡

批評という鏡