みんな、お一人様に慣れようよ!と思った

朝からいい天気で、暖かい1日だった。

めざまし8で、けんけんが歌舞伎座の感染対策をリポートする、と昨日、ファンクラブのメルマガやらTwitterやらで告知されていたので、録画予約をしてはあったのだけれど、リアルタイムでも視聴。よだいめの「小鍛冶」の拵え中や童子の引っ込みの舞台裏など貴重なショットもあって、けんけんありがとう! 劇場や役者さんたちがここまできっちり対策してくれてるんだから、観客の側も必要以上の会話をしないように、気を引き締めないとね…。友人・知人がいるとついついっていうのは、人間の性だからねぇ。お一人様に慣れない人にも、お一人様に慣れてもらうしかないのかな。

薬をもらいに、クリニックへ定期通院。薬の準備ができるまで、近くのカフェで時間調整をしていたが、4人組のサラリーマンがとても賑やかにおしゃべりしていたのだけれど、彼らが去ったらシーンと静かになって、ああ、やっぱり昼でも2人以上での飲食は、よっぽど気をつけないと危険なんだな、というのを実感した。やはり、お一人様に慣れてもらうしかないんだろうな。幸い、店内は比較的空いていたので、彼らとは距離が5mぐらい離れていたのだけれど、もし、隣の席に座っちゃったら、そそくさと退散しただろうな…。

クリニックで順番を待っているときに読み始めた『テレビでは言えない大相撲観戦の極意』が面白い。

 現役時代には口数が少ない力士と見られていたっていうのは、意外だな。親方株を取得することを諦めて、教員免許を活かして教える仕事を考えていた舞の海さんが、実は話が面白いと知っていたとあるアナウンサーの推薦によってNHK専属解説者に。自分よりも格上の力士についてコメントすることもあるのだから、と場所10日前から毎朝の稽古場通いを欠かさないという。なるほどね…。そう言えば、今日、「大相撲の継承発展を考える有識者会議提言書 大相撲の伝統と未来のために」という提言書が公開された。小室さんの文書ほどは長くないけれど、それでも結構長いので、まだ全部は読んでいないのだけれど、案に横綱白鵬のことだろうな、という苦言も出てくる。ここで述べられているように、白鵬東日本大震災などの災害後に、先頭に立って力士ボランティア活動を行って、素晴らしい横綱だな!と思っていたのに、近年、ちょこちょこと土俵の内外での態度にあれ?と思わされることがね…。でも、白鵬に限らず、力士たちにきちんと、なぜそうしてはいけないのか、を教える人がいないからなんじゃないか?と、生前、坪内さんが書いていて、なるほどねと思ったのだった。今、親方として協会で後進の指導にあたっている方たちが入門した頃と、今の力士たちとでは、意識も生活の仕方も環境も変わっているのだから、指導する親方たちももっと意識や方法を変えていかなくてはダメなんだろうな…。大変だと思うけれど、大相撲を大相撲らしく続けていくために、頑張ってください!

今日の東京都での新規感染者は、405人。月曜日に400人台を上回るのは1月25日以来か…、大阪は明日にも緊急事態宣言の発令を政府に要請するとか、東京都も今週中にも発令を要請するとか…。今回、もし発令されると、飲食店の休業だけでなく、他業種への休業要請もあり得るという情報も。えー、歌舞伎座千穐楽までは、なんとか開けてくれないかなぁ。あそこで未だクラスタが発生したっていう情報はないんだし。