読書もご縁だな

今日も朝から晴天で、昼間は暖かかった。

『一九七二』を読了。

 1972年って、こんなにいろんなことが起きた年だったのか!? そして、文春學藝ライブラリから復刊されるのね。文春さんも他の版元さんも、単行本未収録の坪内さんの原稿や、絶版や長期品切れにした書籍を、何らかの形で復刊させてください! っていうか、どっかで全集出してくれないかなぁ…。

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理。

図書館へ行って本を返却して、予約しているのとは別の本を2冊借りた。どっちも新書。移動の車中で早速『戒厳令下チリ潜入記』を読み始める。

 面白いじゃん、これ。何で今まで読まなかったんだろう? まぁ、これもご縁なんだろうな。ご縁といえば、昨夜から突然、『ミカドの肖像』を読み始めた。前々からずっと気にはなっていたのだけれど、いまいち取り掛かるきっかけがな畔本棚に挿しっぱなしで10年以上経っているんじゃないかな? 多分『一九七二』を読んでいたのがトリガーかもしれない。日本列島改造論に沸き立った頃のことをもうちょっと知りたくなった、という感じ。いざ読み始めてみると、これも意外に面白い。このころの猪瀬直樹は、『日本凡人伝』とか『天皇の影法師』など結構、いいものを書いてるんだな…。

今日の東京都での新規感染者は、180人。とはいえ、重症患者は2人増えて40人。IOCのバッハ会長が来日して、総理やと知事と会談、結局、何が何でも開催するらしい。海外からの観客も入れて。そんなこと、本当にできるんだろうか? そもそも海外の選手が来日するのかなぁ? プロが出場するスポーツは多分、前回に続いて出場しない選手も多く出るような気がする。そんなんでやる意味があるのだろうか? オリンピックやるなら、期間中どこかに疎開しようかなぁ…。

照ノ富士に土がついてしまった(T-T)

今日も朝から晴天。昼間はまぁまぁ温かかった。

Scrapboxに昨日のデイリーぺじを作り、メモの整理をする。

『シブい本』と『紙つぶて』を、メモを取りつつ読む。『紙つぶて』に富永仲基の名前が!? そういえば、釈徹宗『天才 富永仲基』買ったよなぁと思い、本棚を探す。

天才 富永仲基―独創の町人学者―(新潮新書)
 

しかし、町人学者っていうところに興味をもって買ったけど、仏典とか全くわからないよなぁ。なんか勢いで買っちゃった感じだな(^_^;)  ま、これも何かのご縁だからとりあえず読んでみよう。 

散歩がてら、いつものスーパーに買い物に。緊急事態宣言が解除されてからも、しばらく食材はまとめ買いしていたのだけれど、運動不足解消という観点から、こまめに足らない食材を買いに行くことにしてみている。そのほうが、スナック菓子とか、セールの缶詰といった余計な買い物をしないで済むような気がする。

ついに、照ノ富士に土がついてしまった(T_T) 解説の高砂さんが言ってたけど、顎が上がってしまうと重心が上がってしまうので、土俵際で堪えられなくなるのは、膝の故障のせいらしい。ここであまり無理をして休場に追い込まれたらことだから、仕方ないのかな。大関貴景勝は全勝を守って勝ち越しを決めた。一人大関のプレッシャーがかえっていい方に作用しているかも?今日も盤石の相撲だった。

今日の東京都の新規感染者は、255人。重症患者も3人減って38人に。減っても30人代後半か…。忽那先生がツイッターで第2波の時より、医療機関としては危険な感じ、と言ってたしなぁ。もろもろのGo Toキャンペーン、一度中断して、感染拡大が収まったら再開、という方が、一時的に混乱は起こるだろうけれど、長い目で見たらその方が各方面のダメージが抑えられるのではないだろうか。政府は国民が勝手に自粛するのを待っているとしか思えないな。

照ノ富士は全勝を守った! からの 山城屋さんの訃報…

朝からよく晴れて、昼間は温かかったが、やはり朝晩は冷え込んでいる。

外仕事で六本木へ。ヒルズも今年はけやき坂周辺のイルミネーションは点灯しているが、ヒルズ内の巨大クリスマスツリーとかは自粛なのかな? 人通りも例年に比べると少ないような気がする。

仕事関係の法人で10人のクラスターが発生したとのこと。とはいえ、直接は関わっていないところなので、身の回りでは今の所新型コロナに罹患した人はいない。それでも、今日の新規感染者は352人、重症患者も2人増えて41人か…。やはり、気候のせいと、人が集まったり移動したりしているせいなんだろうな。一人一人が自己防衛するしかない、というところに帰結するんだよなぁ。

相撲は、今日も照ノ富士が勝って(ちょっとヒヤッとする場面もあったけれど)、全勝を守った。今のところ、大関貴景勝と2トップ状態を保っている。膝に爆弾を抱えているので、疲れがたまる頃になると心配も増すのだけれど…。強い気持ちが支えとなってくれると信じよう。

『新唐詩選』読了。

新唐詩選 (岩波新書)

新唐詩選 (岩波新書)

 

 どちらかというと、後半の三好達治選の方が、詩としては好きかな?と感じるが、いかんせん、漢詩や漢文の知識がまったくもって足らないので、そっち方面についてもっと知ってから、また読むともっと楽しめるんだろうな…と。(しかし、突然、書影がでかくなったのは、はてなの仕様が変更になったのか? びっくりしたよ)

この日記を書き始める直前に、山城屋さんの訃報がネットで流れてきた。昔は苦手な役者さんだったのだけれど、だんだん、苦手意識がなくなって、型の面白さを教えてもらった。よだいめが、「吃又」のおとくや「忠臣蔵」五・六段目の勘平などを教わったとのことで、特に勘平は普段見慣れた菊五郎型とは色々違っていて、これも面白いなと思った。今夏の図夢歌舞伎で演じたのも、ベースは山代屋さんから習った型だった。最後に拝見した舞台は、孫の壱太郎くんとの「帯屋」かなぁ? お正月の歌舞伎座での踊りの方が後? オペラグラスで見ても、近年に至るまで、いつもお肌ツヤツヤで「なんなんだ?!」と驚かされたなぁ。「合邦」の玉手や「御殿」の政岡など、忘れがたい。ご冥福をお祈りいたします。

小満んさんの「つるつる」はやっぱりステキ

今日も一日いい天気で、昼間は温かかった。

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理をして、『シブい本』の続き。

午後は、定期通院でかかりつけのクリニックへ。院長先生まだ復帰してなかった。いつもの薬と小青竜湯を出してもらう。

メトロで日本橋へ行き、高島屋でお使い物を調達して、丸善へ。2階をざっと見て回って、岩波文庫を2冊購入。

徒歩で三越前のほうへ移動して、アイスコーヒーを飲んで一休みして、タロー書房へ寄って、新刊チェックをざっと。いろいろと気になる本を発見。

お江戸日本橋亭柳家小満んの会。「子ほめ」左ん坊、「雁捕り」「紙入れ」小満ん 仲入り 「つるつる」小満ん。左ん坊さんはなんか若い頃の市馬さんってこんな感じだったんじゃないかな?という気がする。いい前座さんだっていう評判は前から耳にしていたけれど、確かにいいかも? まだまだこれからだから、断言はできないけれど、期待できる前座さんをまた一人見つけたかも。小満んさんの「つるつる」はやっぱり最高だな。っていうか、今、他に「つるつる」ができる噺家さんはなかなかいないからなぁ。「紙入れ」も若手にはこうはできないだろうな、と思いながら聞いていた。人それぞれだし、その人もその年齢によって変わっていく。日々の揺らぎは別にして。そこが落語の面白いところ。歌舞伎にもそういうところはあるけれど、歌舞伎はお芝居なので一人では成立しないから、落語とはまた違うよね。

今日の東京都での新規感染者は、374人。重症患者は昨日と同じ39人。とはいえ、全国での感染拡大は確かだし、北海道では医療体制も結構ギリギリになってきているらしい。東京だって医療体制についてはいつどうなるかわからないからな…。それにしても、行政は具体的な対策はまったく進めていないのに、みんなに自粛を促すばっかり。

今日も照ノ富士は強かった!

今日は晴れていたが、気温が低い。朝の最低気温が毎日のように更新されているようだ。

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理をして、昨日読んだ『新唐詩選』の記述で気になったところを調べる。前に違う詩の解釈について、谷沢永一が間違いと指摘していたのと同じ言葉がまた出てきたので。うーん、図書館に行った時に大きな漢和辞典で調べないと解決しなさそうだ、ということがわかった。

『シブい本』の花田清輝評論集の項を読む。花田清輝かぁ…。小林秀雄は多少かじったけれど、花田清輝は全くノータッチだったからなぁ。今までに読んできた坪内さんのあれやこれやの文章を読んでいると、卒論で取り上げた福田恆存より先に学生時代にハマった、という記述がなんども出てくるので、とりあえず読んでみようかと思いつつ、なかなか取りかかれずにいる。そろそろ、ですかねぇ…。

『[新薬]読書について』の抜き書きの続きをする。ショウペンハウエルせんせによれば「本を読んだら考える」「古典をくり返し読む」ということが大事、ということのようだ。相変わらず、渡部昇一の脇道の話が面白いw。そしてショウペンハウエルせんせの人生も面白そうだ。

いつものスーパーへ散歩がてら買い物に行き、帰宅して相撲中継を見る。今日も照ノ富士は強かった。相手が北の富士さんの孫弟子ということで、勝負がついたら「もう、(照ノ富士)は優勝候補のトップに入れていいんじゃない?(苦笑)」と言ってたw。朝乃山に続いて正代も休場してしまったので、今場所は確かに、照ノ富士にとってはチャンスだよなぁ。とはいえ、ご本人は相変わらず「一番、一番」って言ってるので、周りが勝手に盛り上がりすぎないように一番、一番、見守っていこうw。

今日の東京都での新規感染者は、393人。重症患者も1人増えて、39人に。そして全国で新規感染者が1630人と、過去最多になってしまった。まぁ、北海道だけでなく、各地で新記録というニュースが続いていたから、こうなるわな。IOCの会長が来日するけど、開催についての話し合いはしないとか…。本当にやれると思ってるんだな…。やれるというか、何がなんでもやるぞと決めてるんだな。しかも、海外からの観客も2週間の待機期間なしで受け入れるとか。経済、経済って、錦の御旗のように経済を使って、行政はろくに感染防止策を取らないで、個人個人にお任せなんだよな、結局。医療機関への支援も結局はろくに行われていないようだし。自民党公明党と仲良しの業界だけには支援策が講じられるが、それ以外は自分たちで勝手になんとかしろ、ってことか。

やっぱりの300人超えか…

今日もいい天気だったが、空気が冷たかった。今日は朝から断続的にくしゃみと鼻水が止まらなくなる。なんでかなぁ? 小青竜湯がきいてない?

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理をする。

『シブい本』の精読して、『[新訳]読書について』のメモ作成。ショーペンハウエルせんせというよりは、渡部昇一の読書論というほうがいいのかも? いや、ショーペンハウエルせんせが何を言ってるか、というのはちゃんと説明してくれてるんだけど、それに対する渡部さんの経験談とか思い出話が面白い。象牙の塔のあれやこれや暴露話?もあったりして。谷沢永一と対談して作った本の話が出てくるので思い出したけれど、谷沢永一の文章にもよく「学者バカ」の話とか出てくるんだよな。坪内さん読者としては、こういう話はきになるのでチェックしているw。要するにショウペンハウエルセンセが言いたいことは「本を読んだら自分の頭で考えろ。考えないとバカになっちゃうぞ」ということらしい。せんせの哲学についてももう少し知りたくなってきたので、岩波文庫版にもチャレンジしてみようと思っている。いい加減、岩波文庫とも仲良くなりたいしね。

今日の東京都での新規感染者は、やっぱりねの300人超え、317人。重症者も昨日から5人増えて38人。そういう予感はしていたんだよなぁ。東京都や政府がなんと言ってごまかそうと、これは第三波がきてると思う。そういうつもりで、改めて用心深くして生活しよう、と思っている。

ショウペンハウエルせんせに本の読み方を聞いてみる

晴れていたけど、朝イチに今季最低気温を更新したとのこと。

十二月の歌舞伎のチケ取り、今日もいい席なかったなぁ、三部。よだいめ人気のおかげ? 今月も一部はほんと、いい席戻らないしなぁ。

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理して、『新唐詩選』の続きを少し読んだりして、予約していた本が入ったという連絡が来たので、図書館へ。棚をぐるぐる見て回り、気になる本を棚から抜いて中身をチェックした後『芸術新潮』10月号などを借りて帰宅。

そういえば、と返却期限が迫っている本があったのを思い出した。

岩波文庫だとなんとなく敷居が高いなと思っていたので、図書館で見つけてパラパラめくってみたらとっつき良さそうに思えて借りてきたのだった。訳者の渡部昇一によれば日本では、デカルト、カントと並んで人気があるけれど、 ヨーロッパだとショーペンハウエルのランクはこの二人よりは下がるだろう、と。第1部はショウペンハウエルの簡単な人物紹介で、第2部が「読書について」。

ナゾトレによだいめと幸四郎さんが出ているのを忘れていて、途中から見た。なんで気がついたかというと、録画が回っていたからというw。東大脳トレクイズ?、あれほんと苦手だわ。よだいめ3問目ぶっちぎりで早かったのにはびっくり。今まで、よだいめこの手の問題苦手っぽかったのにな…。あと、漢字の書き順クイズ、お習字で崩す時の書き方から考えると、って言って全問正解だった、さすが!

東京都での今日の新規感染者は、293人!? 重症者が2人減。いやはや、いよいよきたか第三波?!という数字が。