照ノ富士は全勝を守った! からの 山城屋さんの訃報…

朝からよく晴れて、昼間は温かかったが、やはり朝晩は冷え込んでいる。

外仕事で六本木へ。ヒルズも今年はけやき坂周辺のイルミネーションは点灯しているが、ヒルズ内の巨大クリスマスツリーとかは自粛なのかな? 人通りも例年に比べると少ないような気がする。

仕事関係の法人で10人のクラスターが発生したとのこと。とはいえ、直接は関わっていないところなので、身の回りでは今の所新型コロナに罹患した人はいない。それでも、今日の新規感染者は352人、重症患者も2人増えて41人か…。やはり、気候のせいと、人が集まったり移動したりしているせいなんだろうな。一人一人が自己防衛するしかない、というところに帰結するんだよなぁ。

相撲は、今日も照ノ富士が勝って(ちょっとヒヤッとする場面もあったけれど)、全勝を守った。今のところ、大関貴景勝と2トップ状態を保っている。膝に爆弾を抱えているので、疲れがたまる頃になると心配も増すのだけれど…。強い気持ちが支えとなってくれると信じよう。

『新唐詩選』読了。

新唐詩選 (岩波新書)

新唐詩選 (岩波新書)

 

 どちらかというと、後半の三好達治選の方が、詩としては好きかな?と感じるが、いかんせん、漢詩や漢文の知識がまったくもって足らないので、そっち方面についてもっと知ってから、また読むともっと楽しめるんだろうな…と。(しかし、突然、書影がでかくなったのは、はてなの仕様が変更になったのか? びっくりしたよ)

この日記を書き始める直前に、山城屋さんの訃報がネットで流れてきた。昔は苦手な役者さんだったのだけれど、だんだん、苦手意識がなくなって、型の面白さを教えてもらった。よだいめが、「吃又」のおとくや「忠臣蔵」五・六段目の勘平などを教わったとのことで、特に勘平は普段見慣れた菊五郎型とは色々違っていて、これも面白いなと思った。今夏の図夢歌舞伎で演じたのも、ベースは山代屋さんから習った型だった。最後に拝見した舞台は、孫の壱太郎くんとの「帯屋」かなぁ? お正月の歌舞伎座での踊りの方が後? オペラグラスで見ても、近年に至るまで、いつもお肌ツヤツヤで「なんなんだ?!」と驚かされたなぁ。「合邦」の玉手や「御殿」の政岡など、忘れがたい。ご冥福をお祈りいたします。