2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『銀座に生きる』

銀座1丁目で「卯波」というお店を営みつつ、俳人として活躍していた鈴木真砂女さんのエッセイ集。波乱万丈な人生だなぁ。久保田万太郎の「春燈」の同人だったのか…。万太郎や石田波郷、丹羽文雄などのエピソードも出てくる。銀座に生きる (角川文庫クラシッ…

読書中『三四郎はそれから門を出た』

家読みの単行本、次は何にしようかな?と眺めると、積ん読の山の上のほうにあったので、思い立って読み始める。 これは、ABC本店の平台で、カバーとタイトルに惹かれて買ったんだけど、そのまま山脈に埋もれてしまっていたんだよなぁ・・・。 この間、探し物を…

灯台下暗し書店にて

今週の「文庫本を狙え!」のお題は???と思いながら、灯台下暗し書店へ。さっそく「週刊文春」をチェック。豆腐屋の四季 ある青春の記録 (講談社文芸文庫)作者: 松下竜一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/10/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 25回…

『幸四郎三国志』

先代幸四郎はなぜ、東宝へ移籍したのか? その経緯を、行動を共にした千谷道雄が「テアトロ」に連載、それを単行本化したもの。 吉右衛門さんの聞書きを読んで、前から気になっていた1冊なので、実家から発掘した。先代幸四郎といえば、高麗屋三兄弟の真ん中…

お稽古

夜は、お能のお稽古だった。どうやら、今期は平日夜のお稽古には、われわれの期しか参加しないのかも?という話に。今日も3名だけだったし。 謡は「経正」を結局全部(笑)、仕舞も「羽衣」キリを全部! これは復習大変だわ・・・。 そして、8時過ぎに6期の人が…

『銀座に生きる』

銀座で飲食店を経営しつつ、俳人としても活躍された鈴木真砂女さんの著書。俳句がらみでちょっと読んでみようかと。銀座に生きる (角川文庫クラシックス)作者: 鈴木真砂女出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1998/11メディア: 文庫購入: 1人 この商品を含むブ…

『節約の王道』

林望さんの本、そういえばあまり読んだことなかったかも…。とかいいつつ、「なぜ、節約本なのか」というのは、自分でもよくわからない。 まぁ、いろいろな「王道」が説かれているわけだが、その中で、一般人でも見習えそうだと思ったのが、以下4点。 食材を…

『結果を出す人はノートに何を書いているのか』

この手の本は、ほとんど読まないのだけれど、なんとなく気になったので購入してみた。で、読んでみた。ノートの使い方って、東大生のノートがどうたら、以来、流行してるのかなぁ? そういえば、中村俊輔のノートも、ナンバーで出てたよなぁ…。 いろんな情報…

久しぶりの「ブ」とブックファーストで

実家の帰りに、久々に「ブ」に寄ってみた。105円の棚から、あれこれと拾う。あと、普通の棚から海老蔵さん襲名の時の写真集も。写真集市川海老蔵 (十一代目襲名記念)出版社/メーカー: 淡交社発売日: 2004/06/03メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 20回この…

『今朝子の晩ごはん 環境チェンジ篇』

早いもので、このシリーズもすでに4冊目かぁ。今回は、というか、今回も、亀と馬の話がいっぱいw。そんな中で「これは!」と付箋を貼ったのが、「腹が立つというのは、実は肝臓が怒ってる」っていうのと、「スイカをくり抜いて提灯にするのは、意外と古い習…

『今朝子の晩ごはん 環境チェンジ篇』

読みかけの本を持って出るのを忘れたので、かばんの中に入っていたコレを。今朝子の晩ごはん―環境チェンジ!篇 (ポプラ文庫)作者: 松井今朝子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/10/10メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (8件) を見る

灯台下暗し書店にて

今週の「文庫本を狙え!」のお題を買いに、帰りに灯台下暗し書店へ。けい子ちゃんのゆかた (新潮文庫)作者: 庄野潤三出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/09/29メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る一緒に、小満ん師匠の江戸東…

『少年になり、本を買うのだ』

桜庭一樹さんが、創元社のサイトで連載している読書日記の書籍化。現在、単行本は2まで刊行されている。坪内道にまた戻りつつあるわが読書生活には、桜庭さんが読んでいる本の系統は、ちょっと違うのだけれど、作家の日常を垣間見る「日記」の部分も面白いの…

『倶楽部亀坪』

「en-taxi」に掲載されていた亀和田武さんと坪内さんの街歩き対談の書籍化。連載も全部ではないけれど読んでいたのだが、改めて書籍という形にまとまって読むと、また、その時には気付かなかった面白ポイントがあれこれ。 そして、エピローグでお二人が語っ…

オヨヨ書林にて

青山に引っ越して来たのは知っていたし、オヨヨさんが入っているビルの前も時々通るのだけれど、じっさいにお店に入ったのは初めて。 意外に広い店内だけれど、かなり雑然とした感じ。結局、入り口を入ってすぐの文庫の棚からしか買えなかった(買おうかと思…

『文壇』

最初の数十ページは、文体に馴れなくて、非常に読み進めるのに根気が必要だった。が、それを乗り越えたら、とたんに面白くなった。いかにも、「事前に構成が考えられない」「書き出すと、筆の赴くままに書く」「勢いが止まるのが怖くて、句読点も打てない」…

『きつねのはなし』

森見登美彦作品ということで、『夜は短し歩けよ乙女』的なものを期待していたのだけれど、それとはちょっと違う系統の作品だった。うーん、わたしはイマイチかな…。きつねのはなし (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06/27メデ…

『たべるしゃべる』

結構前に買ったまま、放置してあった(汗)1冊。それにしても、高山さん、あっという間にずいぶん本が出てるのねぇ。たべる しゃべる作者: 高山なおみ出版社/メーカー: 情報センター出版局発売日: 2006/07/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商…

『日々の100』

「暮らしの手帖」に見込まれた?だけあって、暮らしのお供となるモノへのこだわりがおありなんだな、松浦さん。トラッド系男子の服装は、嫌いじゃないので、影響を受けそうになるけど、「冬はいいカシミアのセーターしか着ない」とか「ジーンズは昔のLevis50…

灯台下暗し書店にて

今週の「文庫本を狙え!」のお題は、これまたシブいところだった。新刊が書店に並んだときに買おうかと思っていたのだけれど、とりあえず保留した1冊。なので、さっそく購入。漱石覚え書 (中公文庫)作者: 柴田宵曲,小出昌洋出版社/メーカー: 中央公論新社発…