2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2月文楽公演第一部@国立劇場小劇場

奇跡的に余裕のよっちゃんで劇場に到着(笑)。三番叟も無事、拝見できた。つい先日まで、「操り三番叟」をお稽古していただいていたので、なんか嬉しいぞ。 最初の演目は、歌舞伎でいえば4段返しの舞踊みたいな感じ。「海士」の蛸がすごくよい演技だった〜。…

咲大夫さんのインタビュー記事

今回の国立劇場文楽公演で「日向嶋」キリを語っていらっしゃる咲大夫さんのインタビュー記事が朝日新聞に掲載。 「日向嶋」はあまり出ない演目らしく、しかも重い扱いらしいというところまでは、昨日買った内山さんの劇評を読んでいてわかったのだけれど、咲…

灯台下暗し書店にて

帰宅前に、「演劇界」を買うため、書店へ。ついでに、伝統芸能本の棚を見ると、ネットで情報が流れてきた文楽の劇評本もあったので、しばし迷いつつも、購入。演劇界 2010年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/02/05メディア: 雑誌この商品…

『露の身ながら』

多田富雄さんの著作は、お能に関係したものをいくつか読んだことがあるが、柳澤桂子さんについては、お名前だけは存じ上げていたものの、お書きになったものを読むのは、初めて。原因不明の難病と何年も"共棲"されているそうで、その忍耐強さには頭が下がる…

読売演劇大賞選考委員特別賞に仁左衛門さん

大賞は、新国立劇場の「ヘンリー6世」の演出で、鵜山さんが受賞。仁左衛門さんは選考委員特別賞を受賞されたとのこと。 去年の一世一代「女殺油地獄」、ほんとにすばらしかった! 拝見できてよかった!! 受賞のことば 片岡仁左衛門写真集作者: 片岡仁左衛門出…

リブロにて

歌舞伎座特集の「婦人画報」をチェックしに行くも、思ったより、記事の量が少ないので、今日のところは見送り。ついでに店内を見まわると、「東京人」が吉原特集で、松井今朝子さん登場!ということで、そちらをゲット。婦人画報 2010年 03月号 [雑誌]出版社/…

「老松」お稽古1回目

予感的中で、今度の課題曲は「老松」に。先日、SePTの「獅子虎傅阿吽堂」で聴いたばかりなので、なんとなくのイメージはある。こんどこそ、トッタンの手組をちゃんと理解して覚えよう。 お稽古場を出るときに、細かい雪が舞っていて、これから静岡方面にお出…

『日々、きものに割烹着』

まずは、表紙の麗しい女性の2ショット写真に、ハートを鷲掴みにされる(笑)。こんな風に時を重ねて、きものを着て行けたらいいなぁ。 ここ数年の間に夜に送り出されたきもの本というと、たいていがハレのきもの(一見、普段のきものかと思っても、本当の意味で…

『大向うの人々』

歌舞伎好きにとって、大向うは歌舞伎には欠かせないものだなぁとは思っていても、その成り立ちや、声をかけている人たちのことについては、あまり知られていないのでは? 最近は、ちょっと大向うが多すぎて、しかもそれが、声を掛けている人の自己満足っぽく…