談春七夜「雪」@池袋芸術劇場小ホール2

やっぱり、このくらいのキャパの会場がいいよなぁ・・・と。上の中ホールじゃでかすぎるでしょ、落語を聴くには。

仲入り

テーマが雪ということで、最後の「夢金」は予想通りだったのだけれど、「除夜の雪」って、初めて聞いたネタ。でも、なぜ談春師がこのネタをこの七夜のこの日にやりたかったのか、っていうのはよーくわかった気が・・・。
仲入りの「錦の袈裟」。たぶん、談春師で聞くのは初めてじゃないかなぁ。こういうばかばかしいネタ、好きだな。前から折に触れて書いてきたけれど、談春師のこういうネタ、実はかなりオススメなのだ。決して“人情噺”や“女の噺”だけが談春師のウリではないと思う。
「夢金」。いつ聞いても最後で「あ、ヤラれた・・・」と思うわたしが、バカなんだろうけど、途中までのあの世界に浸っていると、つい、落げのことを忘れてしまうんだよな・・・。もちろん、今回も「あ、そーだった」と(爆)。
前説を聞いていて「あー、やっぱり人間観察力がずば抜けてるし、言葉の選び方がバツグンだよな」と改めて思った。