初お稽古

今月から、鳴り物のお稽古を始めることになり、今日は初稽古。紹介してくれた方と一緒に、お稽古場へ。
当たり前だけど、先生は、ちゃんときものを着ていらっしゃった(笑)。
一応、三味線の稽古をしていることなど、音楽歴?をお話して、まずは撥の持ち方、構え、お作法を教えていただき、小の撥・中の撥という、撥の使い方の違いも。普段、使っていない筋肉らしきモノを使うので、構えを維持するだけでも、腕がプルプルしちゃうなぁ(汗)。
これで終わりかな?と思いきや、その後、唱歌をまじえて、手のお稽古に突入。まずは「地」という手を。先生がお手本をやって見せてくださった後、みようみまねでやってみる。音自体は、馴染みのある手であったが、自分がやってみると、ぜんぜんダメだぁ・・・。って、当たり前だけど。
それから、「ワタリ頭」「クセ」という手を。これを続けてやってみて、といわれて、やってみていると、構えが見事に崩れている。「最初からできちゃったら、僕の方がびっくりしちゃいますから。いいんですよ。ただ、いつも構えをどこかで意識しているようにしてくださいね」と先生。教えるってのは、やはり忍耐力が必要なんだなぁと改めて思った。
先生の動きを間近で拝見すると、本当に綺麗で、お稽古していただくうちに、その綺麗さの中には、きちんとした理由があるんだということを改めて感じた。三味線も、上手い人は綺麗な形で弾いているのだけれど、太鼓の場合、手の動きが三味線より大きい分、よけいに目につくんだろうな。
三味線に口三味線があるように、鳴り物にも唱歌がある。口三味線はなかなか覚えられないのだけれど(かなり、いい加減になってしまう)、鳴り物の唱歌は、結構覚えられそうだし、好きかも。