初春浅草歌舞伎二部@浅草公会堂

はじめて浅草公会堂の歌舞伎に来ました。地元の人たちが盛り上げようとしているんだなぁというのを、そこはかとなく感じられますね。
お目当ては、亀治郎さんの雪姫。雀右衛門さんに教えていただいたそうですが、意外な配役だったけれど、見てみたら納得。やっぱり亀ちゃんは偉い! そして、あまり期待していなかった(汗)七之助くんのお富。これが予想外によかったです。わたしは、玉三郎さんより好きかも・・・。男女蔵さんの多左衛門は、さすがにちょっと苦しいけれど、昔を思えば格段の進歩ですな(汗)。
愛之助さんの与三郎は、やっぱりどことなく関西の匂いがねぇ・・・。見た目はぴったりだし、羽織落としも上手になさってましたが(ABに比べればダンチですよ)、ねぇ・・・。
ひとつ気になったのが、お年玉ご挨拶の亀鶴さん。ずーっと「見得をきる」とおっしゃってましたが、見得は「する」ものではないかと・・・。歌舞伎の語源なんかを扱った本に、しばしば出てくる間違いなので、やはり役者さんはきちんとした言葉を使っていただきたいです。
来年は、一部・二部とも見られるよう、ちゃんと観劇計画立てようっと。