『初代都太夫一中の浄瑠璃』
先月、丸善日本橋店に行ったときに、偶然発見した本。うーん、お勉強から遠ざかったため、なかなか理解できない…。とりあえず1回、無理やり最後まで読んでみた。
僧侶から還俗して浄瑠璃語りになった、ってかなりドラマチックな人生ですね。竹本義太夫とだいたい同じような時代に生きた人だけれど、座敷芸が活動の中心だったということで、一時大流行したけれど、その後は衰退してしまった浄瑠璃。
シブい曲が多くて、狭い空間で聞いたらしみそうだなぁ、とかつて何度か聞いたときに感じました。
一中節は(というか、古曲全般にそうだけど)、お芝居を見ているだけだと、聞くチャンスがないので、マメにチェックして聞ける機会を捉えないと。先代の一中さんが亡くなられてから、
どうなんでしょうかねぇ。
初代都太夫一中の浄瑠璃―音曲に生きた元住職― (新典社新書48)
- 作者: 小俣喜久雄
- 出版社/メーカー: 新典社
- 発売日: 2010/02/01
- メディア: 新書
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