発表会

6時半頃起床。ネットで芝翫さんの訃報を知る。このところ、お休みが多かったとはいえ、まだまだ拝見できるだろうと思っていたのだが…。納涼二部に行けなかったのが悔やまれるなぁ。
芝翫さんというと、「藤娘」「手習子」の可愛らしい舞踊と、歌舞伎座さよなら興行で拝見した「忠臣蔵」九段目の戸無瀬、「車引」の桜丸がまず思い出される。「藤娘」「手習子」は、最初はえ?!と思うのだけれど、いつの間にか「娘」になっていることに、驚かされた。桜丸では「わ、芝翫さんが走ってる!!!」と。錦絵の「車引」から抜け出て来たような、古風で綺麗な桜丸だったなぁ。「孤城落月」の淀君が拝見できなかったのが、返す返すも残念。でも九段目が見られてよかった。
9時過ぎに発表会のため銕仙会へ。昼前は素謡の地謡が4番。正座時間が長いため、膝が辛くなって来た。「田村」の地謡は長いし難しいしで、しんどいな…。昼ごはん後は「土蜘蛛」のワキ、「紅葉狩」の地謡、仕舞、仕舞の地謡で、またまた正座時間長し。しかも、突然一番増えるし…。先生が新宿・森の薪能ご出勤のため、いつもより2時間ほど早く終了。帰りにお教室の8期生のみなさんとヨックモックでお茶。
一旦帰宅して、「プロフェッショナル 仕事の流儀」を録画予約して、買い物に出かける。とりあえずリブロで

月明かり―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

月明かり―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

を購入。
食料品を買ったあと、チェーンのカフェでさっそく読み始める。今回はシリーズ初の長編。相変わらず読みやすい+内容も濃いな。
帰宅して、録画しておいた「プロフェッショナル」を見る。全部が全部信じる、という訳ではないけれど、さすがによく追いかけているし、突っ込んだ話もうまく引き出しているのではないかな?