いいね、「前座マスク 師匠の飛沫を止めた」

起床して坪内祐三『文庫本宝船』(本の雑誌社)の続き。呉智英さん、お名前は知っていたけど、読んだことはなかった。

昭和三十年代に夢魔れた物書きに呉智英の与えた影響力はとても強く(橋本治以上かもしれない)、私もその一人であるが、実はここ10年以上呉智英の本を新刊で読んでいない。文庫本になってから読むのだ。

なぜなら呉智英は少しもブレないからだ。

  P.365

 そうなんだ…。他にもあれこれ気になる本、気になる著者が続々と出てくる。

洗濯機を回して、マイブックを書いて、Workflowyでフリーライティング。

昼ごはんを食べて、Scrapboxに昨日のデイリーページなどを作り、ちょっと眠くなってきたので、掃除機をかける。

昨日、コンビニで買ってきたいちごのスイーツで一服。フレッシュなイチゴは表面に乗っかっている1個だけだった。高い方にすればよかった(^_^;) 

昨日の続きの見城徹『編集者という病い』(太田出版)。単行本が太田出版から出た理由は序章に書かれていたのでわかるのだけど、文庫版が集英社文庫だったのは、なんでなんだろう? まだ幻冬社文庫創刊前だったのか???いずれ文庫版もチェックしてみよう。

夜ごはんの支度をしながらニュースをチェック。今日の東京都での感染確認者は91人。日曜日はPCR検査が少なかっただろうから、この数字なんだろう。それにしても、中野区で2軒の病院の院内感染が疑われるケースが立て続けに顕在化してきて、いよいよきたな、と思う。もう、保健所にPCR検査を仕切ってもらうのは、無理だろうな、と思っていたら、杉並区では基幹病院に発熱外来を設置すると発表した。指定感染症だから保健所、という流れは、初期対応のうちはなんとかなっていたけれど、ここまで患者が増えてきて、無駄な(とあえていうけど)クラスター追跡とかやってたら、そりゃパンクするよね。軽症で自宅に返された人は「症状がなくなって2週間経ったら回復とみなす」と保健所から言われている、という報道も。電話取材を受けた人は、家から出ないようにするため、食事も全てデリバリーでまかない、ゴミ捨てにも行っていないという。そういう人ばかりじゃないよね、きっと。生きていくために、仕事に出かけている人、買い物に行ってる人、いるだろうな。だとしたら治りきっていない人が、再び感染を拡大させている訳で、軽症・中等症で病院を出る人は、自宅ではなくて指定のホテルなどに滞在してもらい、きちんと経過観察をするべきだな。

ちなみに、ひるおび!では、あたかもPCR検査自体を保健所で行なっているような話の展開になっていたけれど、PCR検査は指定の医療機関などで行なってるはずだよね? 誰もその点を指摘しなかったけど…。

 夜ごはんを食べながら、今日からYouTubeの松竹チャンネルで配信が始まった、「スーパー歌舞伎II オグリ」を見る。あー、結構、博多座とも演出変わってるんだな。劇場で見たかったなぁ。

3月は、どこの劇場も稽古してさあ舞台稽古っていうぐらいまでできていたところでの上演中止だったので、動画配信用に収録もできたけれど、4月は稽古に入ってなかったようなので、動画配信もないだろう。

そういえば、きおいちょ(尾上松緑さん)がブログを更新していて、役者さんたちも、大変だよなぁ…というのを改めて思っている。東日本大震災の後も、翌月は普通に小屋を開けられたからなぁ。

林家彦いちさんが、前座のお弟子さんが作った手作りマスクを販売する試みを始めるらしい。

headlines.yahoo.co.jp

問い合わせがたくさんあって、戸惑っております、というコメントをTwitterに投稿されていた。それにしても、やまびこさん、意外に器用なのか?