しろくまピースももう20歳!?

朝目覚ましより早く目が覚めた。なんでだろう?特別早く寝たわけでもないのに。

しかし、二度寝という落とし穴にはまってしまった。

『文庫本福袋』の続きを読み、洗濯機を回し、マイブックを書く。

『紙つぶて』の続きを、メモを取りつつ読む。邪馬台国論争、そういえば最近はどうなっているのだろう?

昼ごはんを食べて、散歩がてらスーパーに買い物。今日のお供は三遊亭圓生「お若伊之助」(上・下)。スーパーは、人が多かった。土曜日のせいなのか、二人連れがとても多く、レジの行列も二人で並んでる人たちばかりなので、ちょっと危険な感じがした。入店時には、そこまで混んでいないように見えたので、レジに並ぶ段になって失敗したな…と思ったが、後の祭り。なんとなく、往復の道中も大型連休中に比べると人が多いように感じた。三月の三連休の頃にちょっと似た空気感で、不安になる。

帰宅後一服、と思っていたのが、録画してあった「しろくまピース20歳 完全版」をついみはじめる。「完全版」だから以前に放送したものの再編集とその後の映像を加えたものだろうから、昔の部分は早送りで見ればいいか、と見はじめたら、すっかりはまってしまって、最後まで普通の再生速度で見てしまった。以前に見たときにも驚いたのだけれど、動物にもてんかんがあり、ピースははじめててんかんの発作を起こして以来、今までずっと薬を飲み続けていることにびっくり。そして、一度はプールの中で発作が起きて、飼育員の高市さんが間一髪で助けたことがあったということ。子どもの頃のピースは動くぬいぐるみのような愛らしさだったが、大人になってもその目はとても澄んだ綺麗な目のままで、つい見入ってしまった。高市さんのお子さんが二人とも大人になっていて、それにもびっくりした。高市さんとピースの絆は、ピースが大人になっても固く結ばれているということが、手(前足)からの採血シーンでよく伝わってきた。高橋克典と地元のアナウンサー?が出演するスタジオが入ってくる構成になっていたけれど、オールVTRで高市さんのインタビューをもっとじっくり見せて欲しかった。

『ストリートワイズ』の続きを読む。科学系の優秀な若者がなぜオウム真理教にはまってしまったのか、について書かれた「オウム世代の神様探し」。オウム食について語るときに、子母澤寛『食味極楽』が引き合いに出されるのが、ツボちゃんらしい。

夜ごはんの支度をしながら、ニュースチェック。今日の東京都での感染確認者は36人。夜ごはんを食べながら、NHK-Gのヴェネツィアカーニヴァル前後を追ったドキュメントを見る。多分、カーニヴァルの取材をしてたら、途中で中止になって、方向転換したんだろうな、という作りだった。2月にあんな人が密集するお祭りを何日もやったら、そりゃあ感染拡大するのは当然だ。ロックダウンされたイタリアの映像を日本で見ていて他人事だと思っていた1か月後には、日本でも感染爆発の危機に直面することになったのだ。日本には中国、そして欧米諸国の厳しい状況を知ることができたのに、大した対策も立てられないでいるのだ。そして、また緩み始めていることを疑わざるを得ない、人の動き…。およそ2週間経ってみないと、自分たちの行動の評価ができないというのは、本当に厄介な病だ。