ついに600人超えでがっくりしていたけど、顔見世夜噺と保さんの劇評で気持ちを立て直した

曇りで気温も上がらず、寒い一日だった。

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理をする。

『シブい本』と『紙つぶて』を、メモをとりながら読み、『吉原夜話』の抜き書き。深川あたりのうまいもの屋のこと、どんぐり拾いや摘み草の思い出など。深川あたりでそんな遊びができたなんて、今では想像もつかない。怪談噺の時の、寄席で女性客が仕掛けられたといういたずらのことも。

よだいめがゲスト?で出演した歌唱王決定戦?みたいなのを追っかけ再生していたら、壱太郎くんとけんけんの顔見世夜噺が始まってしまったので、そっちにシフト。だって、よだいめ。たまにコメントを求められる程度なんですものw

新聞社のトークショウと言うか講演会というか、っぽいしつらえで始まった二人のトークだったけれど、壱くんとけんけんのトークが盛り上がるにつれ、しつらえの余所行き感が薄まるの、さすがだわ。さらに壱くんの通販ショッピングか?!と言う番宣(アート歌舞伎配信音楽ライブの宣伝)コメントに、けんけんがすかさずツッコミを入れるというw しかし、話の内容は自粛期間中にそれぞれが考えたこととか、お客さんにどういうところを見て欲しいとか、これからのためにどうしたいか、とか深い話も聞けて、よかった。司会をした朝日新聞の記者さんも感じのいいお姉さんだった。

保さんの劇評がUPされてた。歌舞伎座は、第三部「吃又」が今月の実物、と。よだいめのおとくさんの、常に夫を立ててるところがいい、ってほんとそうなんだよねぇ。勘九郎さんの又平は、やっぱり三津五郎さまに習ったんだな(初役、見てないんだよねぇ)。見ていて、三津五郎さまの又平を思い出したわけだ。国立は、感染状況がこんなだし、今月はパスしようかな?と思っていたのだけれど、一部の「三人吉三」、芝翫さんのお坊がいいという保さんの劇評を読んで、じゃあ一部だけでも、行っとくか?!と(紀尾井町時蔵さんは見たいなと思っていたのだけれど、ね…)。

今日の東京都での新規感染者は、ついに600人を超えてしまい、602人。重症者は昨日と変わらず59人。