紀尾井町家話第二十一夜、いい話が満載だ

晴れたり曇ったり、風が冷たくて、天気予報通り、気温が上がらない一日。

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理。

昨日の紀尾井町夜話、すっかり忘れていて、終わってから慌ててアーカイブを見るためチケット購入したのだけれど、Googleの障害の影響でアーカイブのアップロードに時間がかかっております、という表示が出て、見られない…。流石にもうUPされたかな?と昼前にチェックしたけれど、相変わらず。次回ゲストの告知Tweetが流れてきたので、どこでも歌舞伎のアカウントに「まだUPされてないんですか?」とResをつけたら、午後早い時間に、他の方のTweetでUPされたのを教えてもらう。見に行くとアーカイブ期間が15日の23:59までのままだったので、これは大変!とメモを取りながら視聴し始める。時蔵さんが大成駒からいろんなお役を教わっていらしたことを、初めて知る。劇団の人というイメージが強いので、梅幸さんに教えてもらうことが多かったんだろうな、と勝手に想像していたのだけれど。辰之助さん(亨兄さんと呼んでいらした)や三津五郎さま、團十郎さんとの思い出も色々とお話くださって、嬉しい。しかし、出かける時間が近づいてきたので、キリのいいところで中断してTwitterをチェックしていたら、障害が長い時間にわたったので丸1日アーカイブの視聴期間を延長することにした、とのTweetを見つけた。ありがたや。

で、赤坂の味のれんへ。「睨み返し」小もん、「蔵前駕籠」小はぜ 仲入り 「鮑のし」市童、「宿屋の富」市寿。市童さんの与太郎や甚兵衛さんが、ほどが良くていいなといつも思うが、今日の甚兵衛さんもちょっと混ぜっかえしたりもして、楽しかった。小もんさんは季節ネタ、小はぜさんは得意ネタかな?の蔵前駕籠。トリが市寿さんで、トリが一周したとのこと。次回から新しいシリーズになり、朝枝さんが加入して五人の会に。そういえば、コロナ騒動のせいで、二つ目に上がった朝枝さんの高座を聞くチャンスがなかなかなかったんだよなぁ…。次回も楽しみ。

外出のお供は、細切れ時間でも読みやすいかな?と思い、『もうろく帖』に。ちょうど、『詩への架橋』を読んでいるところで、詩歌も色々出てくるので、やっぱり本は芋づる式に繋がっていくんだなぁ。

今日の東京都での新規感染者は、460人。重症者は最多の78人となってしまった。さらに国内では2434人の感染確認、重症者が592人、死者が53人でどちらも最多を更新してしまったとのこと。Go To トラベルを止めると発表があって、旅行業界は大混乱に陥っているとのこと。そりゃそうだよねぇ。今日止めますって言って明日には手続きができるようなシステム設計はされていないわけで。冬場には再び感染者が増えるだろう、ということは最初から懸念されていたのだから、Go Toを始める時に、止める時の基準とか、スムーズに止めるための手順やコンピュータ・システムの準備がなされているべきなのに、予想通り、何もできていなかったってことだよな。そもそも、Go To トラベルを始めるときも、ろくに準備ができていないのに前倒しで始めますとか言って混乱を招いていた。じゃあ、Go To イートはそういう反省を生かして、ちゃんと対策できてるのかな?と思ったら、こちらもなし崩しに始まっちゃった感じだった。結局は、内閣支持率が急降下したから、Go Toを止めたんでしょ? 病院の視察に行って医療従事者の待遇を改善すると言い出したんでしょ? という風にしか見えない。こんな行き当たりばったり、かつ、省庁縦割り以外の何物でもないやり方、そして個人の努力や我慢に頼る方法しか思いつかないんだったら、政治家がいる意味がないと思うわ、ほんと。