またもや、小さな芋づるが繋がった!? 

天気はまあまあ良かったが、冷え込みが厳しくて、朝、布団から出るのが辛かった。

午前中、月イチの定例リモート会議。緊急事態宣言が出たおかげで、またもや企てが頓挫してしまった。3月にはなんとか解除されていればいいのだけれど…。

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモを整理し、『シブい本』と『紙つぶて』の続きを読みながらメモを作成。『紙つぶて』に金子光晴が亡くなった時の記事が出てきて、驚いた。もうすぐ『絶望の精神史』を読み終えるというこのタイミングでね。

 しかし、芋づるといえば芋づるなのかもしれない。「文庫本を狙え!」のお題本ということで読み始めたが、坪内さんは『紙つぶて』を愛読していたわけだからね。それにしても、金子の詩の一節が何かのCMのコピーに使われたらしいのだけれど、それはなんだったんだろう? 相当ヒットしたCMみたいだけれど。

引き続き、『明治百話(下)』の抜き書きをして、手帖タイム。

とある有名ブログの最新エントリーがいい記事だったというTweetを見かけて、久しぶりに読みに行ったのだけれど、内容は確かになるほどね、と思えるものだったのだけれど、最後の最後に、自著の宣伝が出てきて、しかもその著作はまさに今までの本文で、それに縛られる必要はない、と延々と書いてきた「それ」に関する著作だったので、なーんだ、宣伝がしたくてこのエントリーを書いたの? インフルエンサーとかその界隈での有名人になるっていうのは、こういうことなんだなぁ、と感じてしまった。ご本人は、そんなつもりでUPしたエントリーではなかったのかもしれないけれど、最後の数行で、そう読めてしまったんだよなぁ。というようなことをつらつらと手帳にメモ。

そんなことを考えたのは、もしかしたらちょうど『ゲンロン戦記』を読了したところだからかもしれない。

Webでの情報発信や受信の在り方についてとか、新しい”観客”を開拓するためには、どういうアプローチが必要なのか、とかそういうことを考えるヒントになった。具体的なアイディアとか道筋とか何もまだ浮かんでいないけれど。ただ、誠実に、いいコンテンツを作ることでしか新しい”観客”を獲得することはできないんだなぁ、ということが基本なんだろうな、というのは忘れないようにしようと思っている。

今日の東京都での新規感染者は、またもや2千人超えの2392人。重症者はさらに増えて129人…。新規陽性者が増えれば一定の割合で重症者が増えるのは当然の結果なんだろうけれど、やはりこの重症者数はショックだなぁ。10日たらずで倍近くになってるのでは? ついに大阪・京都・兵庫も緊急事態宣言発出の要請を政府にしたというし、県独自で緊急事態宣言発表してるところも出てきているとのこと。全国で発出するっていうのは流石にどうだろう?とは思うけれど、飲食店の時短営業要請以外、あまり制限がないというやり方で本当に1か月で解除できるのだろうか?という疑問は、いまだ誰も答えてくれていない。尾身さんも結局は御用学者だったね、という昨日の会見で歯切れの悪い発言だし。ここにもなんか利権が絡んでいるというウワサもあるしな。散々Go To イートで外食しろ!って市民を煽り、自分もついこの間まで連日会食のハシゴしていた総理が「感染拡大のキーポイントは飲食店だから」と手のひらを返しても、飲食業の人たちだって、納得できないだろうな。時短営業といえば聞こえはいいけれど、ほぼ休業要請と変わらない条件な訳なのに、大きな店も小さな店も、都会の店も郊外の店も一律の協力金しか支払われず、持続化給付金やら家賃助成金やら何やらは打ち切り、だもんね。さらにそのお店からの発注で生計を立てている業者さんたちにはなんの保障も協力金すらないという。やり方がおかしいよね…。