哲学の劇場の本をたくさん読む方法全3回を一気に視聴した

今日は晴れていたが、雲が多めで気温もあまり上がらず。

いつものスーパーに買い物に行きながら、山本貴光さんと吉川浩満さんのYouTubeチャンネル哲学の劇場を聞く。テーマは、どうして本をたくさん早く読めるのか?という視聴者からの質問に答えた、本をたくさん読む方法。


人文的、あまりに人文的 #047 リクエスト企画 本をたくさん読む方法(1)──「どうしてそんなにたくさん本を読めるのですか?」という問いそのものについて

3回にわたってこのテーマでお二人が話すのを聞いて、なるほどなぁと思ったのは、まず、お二人は何冊読んだかということは気にしていない、ということ。そして、目的に応じて本の読み方が変わるということ。本を読む時間を確保するために、生活の中に読書もルーティンになっていること。たとえ5分でも自分が決めたシチュエーションでは読む(たとえば、電車に乗って座ったらたとえ2駅で降りるとしても本を開く、とか、通勤中にはSNSを見ずに本を読む、とか)、本を買うか借りるかということについて、あまり明確なルールを決めてそれを守ろうとしすぎないこと。本を読むのも自転車に乗るのも同じように、慣れが必要ということ。本のタイトルがいつも目に入るようなところに置いておくこと。読みたい本リストをゆる〜く作り、気が向いた時にチェックすること。読んだ本について、タイトルぐらいは記録しておくこと。最後の2つについては、あまりかっちりしようと考えず、最低限のことを記録しておき、何かの時に見返すことが役に立つ、と。

確かに、少なくとも自分が所有している本については、背表紙なりなんなりが見えるようにしておかないと、買ったこと、その本を読みたいと思ったことを忘れてしまうということはあるな。また、電車などに乗っている移動時間やお風呂タイムというのは、読書に集中しやすい。今、わたしが本を読む時間としてルーティンになっているのは、移動時間と半身浴中、寝る前の布団の中、なのでお二人と大体一緒だ。ただし、時々ちょっと、のつもりでSNSを開いてしまって「あーあ」とあとで思うことはあるけれど、そこはやはり意思を強く持たないと、だな…。本を買うか借りるかについても、読みたいと思った時に読めるかどうか、という可能性を考えることも必要だな。そして、読みたい本リストと読んだ本リスト。読んだ本リストはSOHO DIARYに書いているし、Scrapboxに本1冊ずつのデータは残しているのと、読書メーターにもつけているので、まぁいいとして、探書リストは名作歌舞伎全集や歌舞伎オンステージ、全部読もうと決めた特定の著者の未所持本リストはあるが、読みたい本リストは、今年から毎月月初にテーマ別に今月読む本リストは作り始めた。それ以外に、もっと漠然とWebやSNS、雑誌などで見かけて気になった本リストは、M5のシステム手帳に作ってみようかな?と思った。

ただし、リストを作ることに時間を費やしすぎては本末転倒になってしまうので、気をつけよう。

今日の東京都での新規感染者は、276人。いきなり300人を切ってきたか。やればできるんじゃないね。重症者は、104人。このまま重症者数も減るといいんだけどなぁ。