文春新書10月の刊行予定

退屈男さんのBlogで教えて頂いたのだけれど*1、落語プロデューサー(でいいのかなぁ? レコーディングプロデューサー?)の京須偕充さんの新刊が、文春新書の7周年記念の1冊として出るそう。タイトルは『落語名人会 夢の勢揃い』。草森紳一さんの『随筆 本が崩れる』!! 本好きの心をグっと捉えるタイトルじゃあ〜りませんか! 鴨下信一さんの『誰も戦後を覚えていない』は、文春の雑誌連載だったのではないかしら? 記念刊行とのことだったので、坪内さんが入っていないかなぁと、淡い期待を抱いたのだけれど、「文藝春秋」連載は見開き2ページだから、まだ新書とはいえ分量が足らないか・・・。かわりに福田和也さんの『美智子皇后と雅子妃』がありました(笑)。
あとですねぇ、黒岩比佐子さんの新刊も。『日露戦争 勝利のあとの誤算』です。黒岩さんというと、かなりずーっと前に『音のない記憶―ろうあの天才写真家井上孝治の生涯』を読ませていただきました。井上孝治さんというろうあの写真家の方を丹念に追いかけた本で、井上さんの写真がとても素敵で、印象に残っています。Blogをやっていらっしゃるのを、やはり退屈男さんのところで知って、時々拝読しております。筋金入りの古本好きでいらっしゃるんですねぇ。女性でこういう方がいらっしゃるというのは、なんだか嬉しいです(自分の軟弱さはおいといて 笑)。
ちなみに、文春新書の10月新刊リストは、黒岩さんのBlogに載っています*2