2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『文楽の研究』

長らく放置してあった、三宅周太郎の本を、突然思い出して、ふたたび読み始めてみる。少なくとも、三宅がこの本を書いた時代までは、文楽というのは、ごく一部の例外を除いては、血縁による伝承ではなくて、才能のあるモノが一代限りで芸を受け継いでその命…

番外:ダンダンブエノ双六公演「砂利」@亀有リリオホール

三津五郎様が小劇場系の芝居に初出演!ということで、なんだかよくわからないけど、とにかく見て置くべし!ということで、亀有まで行ってきました。初日の夜の部でした。 これから、地方を何箇所か回ったのち、月末に10日間ほどスパイラルホールで公演があり…

立川流同期会@イイノホール

外仕事が予定より早く終了したので、イイノホールの地下の喫茶店で、時間調整。 いやぁ、この喫茶店が昭和40年代?っていう感じの、すごくいい味を出してるお店でした〜。 ちょっと薄暗くって、わたしのちょい前に入ったおじさまとおばさまが、これまた、小…

『観世寿夫著作集』2巻

亀井忠雄さんのご本を読んだ影響で、実家から発掘してあった寿夫さんのご本を読み始めました。 なぜか、2巻だけ持っていたんですよね・・・。 どうしてだろう???観世寿夫著作集〈2〉仮面の演技 (1981年)作者: 観世寿夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 198…

『能楽囃子方五十年』2007_032

十一世田中傳左衛門さんの『囃子とともに』を読み、NHKスペシャル「鼓の家」のビデオを探し出して見直して、としているうちに、「そうだ! アレがあったはずだ!!」と思い、積ん読の山を捜索して、掘り出したのが、亀井忠雄さんのご本。能楽囃子方五十年―亀…

ABC本店にて

「中村雅楽探偵全集」の2巻を読み終えてしまったので「これで堂々と、3巻を買える〜」なんて思ったら、ふらふらとABC本店に足が向いておりました(笑)。他に読む本がないわけじゃないんですけどねぇ・・・。 久しぶりのABC本店は、棚の配置がまた少し変わっ…

『中村雅楽探偵全集2 グリーン車の子供』2007_031

刊行開始までは、非常に紆余曲折のあった、「中村雅楽探偵全集」も、スタートしたら2ヶ月に1冊のペースを保って、順調に刊行されています。よかった〜。 1巻はかなり、勢いがついて一気読みでしたが、2巻は途中でなが〜い休憩が・・・。 収録作品は、どれも…

『目黒の狂女』

買ったばかりの『目黒の狂女』をさっそく読み始めました。 でも、次が出るのが8月なので、もったいないから、また、少しずつ読もうかなぁ・・・(笑)。目黒の狂女―中村雅楽探偵全集〈3〉 (創元推理文庫)作者: 戸板康二出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2…

実家の往復で、読み止しになっていた「中村雅楽探偵全集2」の残りを再び読み始め。 一気にガーっと読むより、時々取り出しては読む、っていうのが、この全集には合っているのかもしれない、とふと思いました。 帰宅して、三味線をさらい、続きを読んでいまし…