2003-05-01から1ヶ月間の記事一覧
千秋楽の「かっぽれ」を見ようと、8時ちょっと過ぎに歌舞伎座前に着くと、もはや延々長蛇の列。係の人達が総出で「もう、入れないかもしれませんが、それでもよろしければお並びください」と言ってまわっている。あー、こんなことなら、地震のニュースを見て…
「あわずにいんではこの胸が」がよく知られていたというのは、和事と対照的な荒事で、市川宗家十八番の「暫」の中に出てくるなまず坊主が、そのパロディを演じることでもわかる。 なまずという奇妙な人物は、「暫」が将門の世界で書かれた時、場面が鹿島神宮…
めざましテレビに横山さんが登場。新刊が、今週木曜日に発売とのこと。横山さんは、ちなみに今年1月、過労から心筋梗塞で倒れたそうだ。ただいま、リハビリのため、愛犬とのお散歩が日課だそう。
天気予報どおり、今日は天気はよくない模様。
今年は、歌舞伎にとって、記念すべき年だ。まず、出雲の阿国が四条河原で”かぶき踊り”を始めて以来今年で400年。そして、近代の歌舞伎の礎を築いたとされる、九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎の歿後100年。そんな年にふさわしく、5月の歌舞伎座は、…
「暫」は、月初めに幕見で拝見した時に較べると、明らかに團十郎さんの口跡が良くない。喉の調子が良くなかったようで、声がかすれがちなせいか、この演目の眼目のひとつであるセリフが単調になってしまっていた。新・権十郎さんの鯰は、相変わらず口跡も動…
「暫」は、月初めに幕見で拝見した時に較べると、明らかに團十郎さんの口跡が良くない。喉の調子が良くなかったようで、声がかすれがちなせいか、この演目の眼目のひとつであるセリフが単調になってしまっていた。新・権十郎さんの鯰は、相変わらず口跡も動…
今年は、歌舞伎にとって、記念すべき年だ。まず、出雲の阿国が四条河原で”かぶき踊り”を始めて以来今年で400年。そして、近代の歌舞伎の礎を築いたとされる、九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎の歿後100年。そんな年にふさわしく、5月の歌舞伎座は、…
月はじめに拝見した時は、柿色だったし、各種劇評も柿色の裃という記述があるのだが、千秋楽近くになると色が変わっていた。渡辺保さんのHPで「前の幕とついて、損」と指摘されたせいだろうか?
は、戸板康二先生の『すばらしいセリフ』(ちくま文庫)。すばらしいセリフ (ちくま文庫)作者: 戸板康二出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/12メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る
小林信彦さんの『最良の日最悪の日 人生は五十一から(2)』(文春文庫)読了。亀和田武さんの解説を読んで、このコラムの凄さを確認する。
ゆうべの天気予報によれば、今日も日中はいい天気だというので、思いきって洗濯。
江戸の知恵(仮題)に出演します 月日◆6月14日(土) チャンネル◆NHK教育テレビ 時間◆22:00〜23:30 出演◆立川談志 立川談春 他という告知が、談春さんのHPに載っていました。
まだ時間があったので、奥村書店へ。3丁目のお店にまず立ち寄る。気になる本が無いわけではなかったが、荷物が増えることを警戒して、今日は見送る。その後4丁目のお店に行くと、ちょうど「演劇界」7月号が届いたところで、ラッキーだった。棚を眺めていく…
早めに家を出て、数寄屋橋阪急でいとこの結婚祝いを選んでから、鳩居堂で、葉書とお扇子を購入。ゴールデンウィーク頃から鳩居堂でお扇子を買おうと思いながら、なかなか立ち寄る時間がなくて延び延びになっていたお買い物をやっと果たした。
今日は、歌舞伎座夜の部を通して見物。なんといっても、「髪結新三」だ。菊五郎さんの新三、左團次さんの家主が絶品。右之助さんの家主の女房も強欲なおじさんのおかみさんらしくて、笑いを誘う。 「暫」は、團十郎さんが喉の調子があまりよくないようで、6…
さすがに3時まで飲んでしまったので、いつもより遅めに目覚める。カーテンをめくって外を見てみると、案外天気がよさそうと思ったのもつかの間、だんだん曇って来て、はっきりしない空模様。
どれもフィクションのようでありノンフィクションのようでもあり、時々、ドキっとするような省略があって、とまどうのだけれど、最後まで読むとスーっと腑に落ちる、そんな作品だ。どれも、常識で捉えるとちょっとその枠からはみ出しているような人間が描か…
里見とんという作家の名前は、近代文学史上の人としては知っていたが、作品を読んだ事はもちろん、読もうと思ったこともなかった。なにしろ、知っている作品タイトルが「多情仏心」である。なんだかよくわからないし、わたしにとっては、「なんだかつまらな…
本日は、最近月に1回がコンスタントになっている、某MLのOFF会なのだが、夕方以降でないと片付かない仕事があって、遅刻。いつもの麹町のお店に11時過ぎまで居たものの、参加表明していた2人がまだ到着しない。やっと1人かけつけてくれたが、お店はすでに…
仕事が一段落していたので、歌舞伎座6月の切符を取りに行く。明日でもよかったのだけれど・・・。先日、渡辺保さんの劇評を読んで、もう一度昼の部を見ておきたいなと思ったので、窓口で聞いてみたら日曜日の昼の部の切符があるという。そこで、昼の部再見決…
渡辺保『歌舞伎手帳』(講談社)
なのだが、里見とんに味をしめて、久保田万太郎『春泥|三の酉』(講談社文芸文庫)も読み始める。これまたとても私ごのみ。
里見とんの『初舞台|彼岸花』(講談社文芸文庫)読了。 今まで、“読まず嫌い”だったことを、深く後悔する。かなりわたし好みでございますわ。
昨日の夕方から、なんとなく曇っていたが、今朝は本格的?に曇り空。また、雨なのかな?
里見とんという作家の名前は、近代文学史上の人としては知っていたが、作品を読んだ事はもちろん、読もうと思ったこともなかった。なにしろ、知っている作品タイトルが「多情仏心」である。なんだかよくわからないし、わたしにとっては、「なんだかつまらな…
どれもフィクションのようでありノンフィクションのようでもあり、時々、ドキっとするような省略があって、とまどうのだけれど、最後まで読むとスーっと腑に落ちる、そんな作品だ。どれも、常識で捉えるとちょっとその枠からはみ出しているような人間が描か…
「シカゴ」は、歌と踊りを堪能する映画だったが、ミュージカルに慣れていない日本人には、話の展開がちょっとわかりにくいかも。リチャード・ギアが、意外にも(失礼)歌がうまい(吹き替えだったりして)ので、びっくり。しかし、上映中に場内で携帯電話で…
仕事が半端な時間に終了したので、銀座教文館書店に、ある雑誌のバックナンバーを探しに行く。教文館の1階2階が、よる10時まで開いているということを、帰り間際まで気づかず、8時半にあわてて歌舞伎座へ向かうも、「かっぽれ」の開幕時間が何時の間にか8時…
とした1日だった。その原因の一つは、明日締め切りの仕事をすっかり忘れていたせい。先ほど、やっと無理やり片付けたところ。あとは、若い衆とラーメンを食べて帰ります。