2003-05-01から1ヶ月間の記事一覧

好天

さわやかな空に誘われて、洗濯。お弁当のおにぎりもできたし、朝からなかなか働いてるなあ(って、このくらい当たり前だよね)

やっぱり銀座は“大人の街”

歌舞伎座に通うようになったせいか、銀座が気になる。もともと、高校生ぐらいから銀座はうろうろと歩き回った街であったが、ここ数年、あまり銀座に足を踏み入れていなかった。ひとつには、以前の住まいから都心の盛り場のひとつに、歩いて5分ほどで行けた…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(1)

久保田万太郎の<b>『春泥|三の酉』</b>(講談社文芸文庫)読了。久保田万太郎といえば、「新派」というイメージが強いわたしにとって、まさに「新派」が舞台の「春泥」は、入門編としては、ピッタリだったかもしれない。槌田満文さんによる解説を読むと、この作品…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(2)

「春泥」の印象的なセリフや描写はたくさんあるが、その中でも特に、物語の最後に出てくる<b>……その坂は尽きた。が、それよりも、もっと広い埃っぽい傾斜がすぐまた三人のまえに展けた。―それを上りつめたとき、三人は、省線電車の間断なく馳せちがう音響(ひび</b>…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(3)

<b>―だって、あなた、その波のいろ。……青いなんてものじゃァないの。……紺なの。……びッくりするような、何んともいえない、凄い紺色なの……―じゃァ、もう、そのとき、日が落ちていたんだろう。―でも、まだ、空はあかるかったわ。……それだけに、よけい……一層、それ</b>…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(3)

<b>―だって、あなた、その波のいろ。……青いなんてものじゃァないの。……紺なの。……びッくりするような、何んともいえない、凄い紺色なの……―じゃァ、もう、そのとき、日が落ちていたんだろう。―でも、まだ、空はあかるかったわ。……それだけに、よけい……一層、それ</b>…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(2)

「春泥」の印象的なセリフや描写はたくさんあるが、その中でも特に、物語の最後に出てくる<b>……その坂は尽きた。が、それよりも、もっと広い埃っぽい傾斜がすぐまた三人のまえに展けた。―それを上りつめたとき、三人は、省線電車の間断なく馳せちがう音響(ひび</b>…

久保田万太郎のしみじみとした味わい(1)

久保田万太郎の<b>『春泥|三の酉』</b>(講談社文芸文庫)読了。久保田万太郎といえば、「新派」というイメージが強いわたしにとって、まさに「新派」が舞台の「春泥」は、入門編としては、ピッタリだったかもしれない。槌田満文さんによる解説を読むと、この作品…

源平布引滝

「かいな」と義太夫のほうでこの端場を呼ぶのは、小道具の印象が強いからであろうが、瀬尾のこのセリフも、なかなか味のあるいいまわしで、根っからの悪人でないとわかってしまうと、いかにも苦労人のこの老いたる武士のいいそうな言葉だと思う。 戸板康二『…

夕食

納豆うどんを作っていただく。あー、野菜不足だなあ。

いつもの本屋では我慢したのに・・・

一応、見回りということでいつもの本屋に寄って、昨日は買わなかった新潮文庫の中をチェックしたら、これは、買わねば!が2点。しかし、緊縮財政月間だと、我慢したにもかかわらず、つい魔が差して東京ランダムウォークに寄ってしまったら・・・ 木村伊兵衛…

阪神は今日も快進撃!

いやはや、すごいことになってます。4回裏が終わって、10−3。夢で終わらないでほしい、今シーズンは。

昼食

11時からの仕事の終了時間が読めず、今日は外食に決めていた。久しぶりで、韓国料理屋さん。ここの豆腐チゲはめちゃ辛くて、辛いものが好きなはずなわたしも、いつも半分くらいでギブアップしてしまうので、今日は別のスープを頼む(名前は失念)。野菜だ…

仕事用のパソコンがまたもやトラブル

今度は、Norton君によってウィルスが発見されたらしいのだが、修復ができず、怖いので別のパソコンを借りる。すると今度は、ネットワークに接続できず、悪戦苦闘。ちっともいいことなんかないじゃん!

よい天気

久しぶりに、朝からよい天気。今日はいいことあるかな?

5月22日の”日記”の訂正

拙宅の掲示板に、かねたくさんより頂いた書き込みを拝読して、わたしの大いなる勘違いが発覚いたしました。里見とんの「俄あれ」を『滝田ゆう 名作劇場』で読んだとばかり思っておりましたが、実はこれは、北村薫さんの<b>『謎のギャラリー 謎の部屋』</b>(新潮文…

横山秀夫さんの最新刊

『真相』を、家に帰るまで待ちきれず、途中で喫茶店に入って読み始めてしまった。今回は、警察が舞台ではない、短編集。スーパーの閉店時間に間に合うように切り上げてお店を出るのが、惜しいくらいだ。さ、続きを読もうっと。

夕食

近くの自然食スーパーで、キャベツと梅のパスタを買って来て、夕食とする。 最近は、すっかり晩ご飯づくりをサボッている。いかん、いかん。

[本のメモ[event]江戸川乱歩展

東京古書会館落成記念「明治古典会古書入札会」と同時開催で 『乱歩が蒐めた書物展』7月13日(日)〜19(土) 於:東京古書会館地下ホール 主催 東京古書組合 協賛 立教大学 の告知が、「日本の古本屋」のメルマガで告知されている。 うーむ、これは見…

いつもの本屋にて

昨日の財政緊縮宣言もなんのその。今日も買っちまったぃ! 横山秀夫『真相』(双葉社)*1 山口瞳著・重松清編『山口瞳「男性自身」傑作選 中年篇』(新潮文庫)*2 「街ぐらし」vol.14 特集:銀座の通になる(エフジー武蔵)なんたって、待ちに待った横山さん…

昼ご飯

おにぎり持参(梅とちりめん山椒)なので、セブンイレブンの水菜と揚げのサラダを買ってくる。ジャコに油揚げがあらたにプラスされたトッピング。

気が抜けた

別に、わたしが何かしたわけでもなーんでもないのに、5月の襲名披露興行が終わったら、気が抜けてしまった。権十郎さん、お疲れ様でした。それにしても、千秋楽の「かっぽれ」を見そこなったのは、一生の不覚だ。って、まだ言ってるよ。

小雨

今朝は、起きてみたら小雨もよう。

5月22日の”日記”の訂正

拙宅の掲示板に、かねたくさんより頂いた書き込みを拝読して、わたしの大いなる勘違いが発覚いたしました。里見とんの「俄あれ」を『滝田ゆう 名作劇場』で読んだとばかり思っておりましたが、実はこれは、北村薫さんの<b>『謎のギャラリー 謎の部屋』</b>(新潮文…

岩波文庫と講談社文芸文庫が頼みの綱(1)

坪内さんという書き手と、衝撃的な出会いを果たして以来、選ぶ本の傾向がずいぶん変わったというのは、この日記にも何度か書いているし、ネット上で知り合った方々とのやり取りの中でも、自己紹介がわりにそのことについては、書くことが少なくない。それま…

岩波文庫と講談社文芸文庫が頼みの綱(2)

これからあとどのくらいの本を読めるのか、まったく見当もつかないということを意識したとたん、新刊をリアルタイムで追いかけたい小説家は、だいぶ絞り込まれてしまった。多分、単行本が出てすぐに買って読みたいのは、横山秀夫さんと北村薫さんぐらいだ。…

岩波文庫と講談社文芸文庫が頼みの綱(2)

これからあとどのくらいの本を読めるのか、まったく見当もつかないということを意識したとたん、新刊をリアルタイムで追いかけたい小説家は、だいぶ絞り込まれてしまった。多分、単行本が出てすぐに買って読みたいのは、横山秀夫さんと北村薫さんぐらいだ。…

岩波文庫と講談社文芸文庫が頼みの綱(1)

坪内さんという書き手と、衝撃的な出会いを果たして以来、選ぶ本の傾向がずいぶん変わったというのは、この日記にも何度か書いているし、ネット上で知り合った方々とのやり取りの中でも、自己紹介がわりにそのことについては、書くことが少なくない。それま…

『春泥|三の酉』

久保田万太郎の『春泥|三の酉』(講談社文芸文庫)*1読了。情景の描写がとても美しい。 *1:『春泥|三の酉』ISBN:4061983040

歌舞伎座の敵を教文館で

とってしまいました。いつもの本屋では買えない講談社文芸文庫やちくま文庫をまとめて買ってしまった。 織田作之助『聴雨・蛍』(ちくま文庫)*1 三島由紀夫『芸術断想 三島由紀夫のエッセイ4』(ちくま文庫)*2 渡辺保『歌舞伎』(ちくま学芸文庫)*3 岩橋…