2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

初せみの声

etc

今年初めてのせみの声が、お隣の庭から聞こえている。あー、今年もいよいよ蝉が鳴くシーズンとなったんだ・・・。

ますます

『井伏鱒二 サヨナラダケガ人生』は、相変わらず持ち歩き本として読んでいるのだけれど、読めば読むほど、井伏作品が読みたくなる。本格的に積ん読本の山脈から、井伏本を発掘しなくては!という気分に。井伏鱒二―サヨナラダケガ人生 (文春文庫)作者: 川島勝…

『MASTERキートン』4

「MASTERキートン」は順調に持っていない巻が集まっていて、4巻までは読み終えた。この巻では、東京の大学講師の職を失ったキートンが、主にイギリスでオプとしての仕事をこなしていくエピソードが展開。そして、久しぶりで帰国したキートンは、果たして再…

「本の雑誌」

地下鉄の中で、坪内さんの「読書日記」を読む。最後の話題に、思わずムフフフフと一人で笑ってしまった。「笹塚日記」で、目黒さんの料理エッセイ本がぺんぎん堂という出版社から出る(もう、出た?)を知る。これは、興味津々。「版元に迷惑がかからない程…

灯台下暗し書店にて

「本の雑誌」8月号、「TONE」Vol.2、「笑芸人」別冊の「落語ファン倶楽部」を購入。 「TONE」は、談春さんの連載のほか、志の輔さんの特集もあって、落語ファンとしてはうれしい。今回の談春さんのエッセイは、修行時代の競艇にまつわる思い出。「ええ、そん…

小澤實さんの

ふらんす堂のサイトで連載されていた「万太郎の一句」が本になったことを「書肆アクセス半畳日記」*1で教えていただく。この連載、バックナンバーが読めなかった(はず)なので、きっと本にまとまるだろうと思っていたのだけれど、やっと出たんだ。ふらんす…

「フリースタイル」1号

東京ランダムウォークに近代ナリコさんの本を求めていったのだけれど、見つけられなかった。ここにならあると思ったのになぁ。で、替わりに「フリースタイル」の1号を発見。片岡義男さんと小西康陽のレコードをめぐる対談が、すごく面白い。洋楽にはほんとう…

井伏鱒二作品

『井伏鱒二 サヨナラダケガ人生』を読んでいると、無性に井伏作品が読みたくなるなぁ。ちくま文庫から確か、エッセイコレクションみたいなのが出ていたはずだよな、とさっそくAmazon検索。井伏鱒二文集〈1〉思い出の人々 (ちくま文庫)作者: 井伏鱒二,東郷克…

『MASTERキートン』2巻

まだまだ、連載で読んでいたところには追いつかず。そうか、MASTERキートンのMASTERは、そういう謂れもあるわけね、というエピソードがあった。もしかして「MASTERキートン」って「ゴルゴ13」の主人公を、もうちょっと情けない雰囲気にしたってことなんで…

『MONSTER(3)』と『二人道成寺』

手元にある「MONSTER」は、これで全部、読み終えてしまった・・・。続きがきになるし、「MASTERキートン」の1巻、「20世紀少年」も欲しいし、仕入れに行かないと。 もう1冊、昨夜読み終えたのが『二人道成寺』。梨園が舞台のシリーズで、一応、ミステリ…

『MASTERキートン』

で、さっそく『MASTERキートン』の1巻を読む。最初の方は「ビックコミック・オリジナル」の連載で間に合っていなかったので、この巻に収録されているのは、全部初めてよむ回だった。「なるほど、こういういろんな出来事があったんだ」とか思いながら、読了…

「ブ」と灯台下暗し書店にて

灯台下暗し書店を視廻っていると、美術書のコーナーにちくま文庫の『写真集 藍像』というのが目につく。随分前に、見た事あったかも?と思いつつ、パラパラめくってみると、なんかいろんな彫り物の写真があって、たまにはこういうのも、眺めてみるか・・・と…

井伏鱒二の命日

「古書上々堂」*1によると、今日は井伏鱒二の命日なのだそう。井伏鱒二というと、実は「山椒魚」ぐらいしかちゃんと読んでいないかもしれない。非常に気になっている作家のひとりなので、「ブ」などで著作を見かけると購入してはいるのだけれど、なかなかと…

『小説 圓朝』

とりあえず、「小説 圓朝」は読了。いやはや、圓朝の身にふりかかるあれこれが、まるで芝居を見ているようで、面白かった。いかに幕末の人々が、圓朝の噺に熱狂したことか! 付録として、圓朝研究が収録されていて、「怪談牡丹灯籠」は読了。正岡は、牡丹灯…

四万六千日

etc

今日は、浅草の三味線屋さんに、先週調整をお願いした三味線の引き取りに行く。上野か浅草の寄席に寄ろうと思っていたのだけれど、お目当てがお休みだったので、今日はパス。 浅草は四万六千日ということで、仲見世・新仲見世ともに、かなり人が出ていた。ゆ…

『にっちもさっちもー人生は五十一から』

小林信彦さんの「人生は五十一から」シリーズは、文庫で追いかけているのだけれど、たまたま「ブ」の単行本2冊で1000円セールの時に発見して、文庫本化前のこの巻を拾えた。後書きでご本人も書いていらっしゃる通り、”クロニクル”で、「ああ、あのことがあっ…

『小説 圓朝』

いやはや、面白いです。圓朝って、絵師の修行をしたこともあって、その経験を活かして、芝居噺の背景を自分で描いたんですねぇ。あんまりあれこれ書くと、ネタバレになっちゃうので、詳しくは書きませんが、圓生という名前には、ついてまわる因縁があるのだ…

実家の帰りは雨

etc

先週もそうだったのだけれど、どうも実家に行って帰って来る頃になると、雨が降り出す。梅雨だから、降って当たり前といえば、当たり前なのだけれど。

『小説 圓朝』

正岡容の『小説 圓朝』を読み始める。なんとなく名前は知っているぞ!の圓太郎が、圓朝の父親だったのですね。で、子供の頃に母親と義理の兄に反対されて、一旦は芸人を諦めさせられて、寺で修行をさせられたり、商家に奉公に出されたりするのだけれど、どれ…

『超隠居術』と『MONSTER 2巻』

昨日は、『MONSTER』の方はお休みしたので、本日2巻を一気に。Dr.テンマが再び病院を追われる原因となった事件が発生。この辺は、連載時に読みそこなっている回がある気がするなぁ。もうとっくに、病院を追われているのかと思ったら、そうじゃなかったんだ・…

「ブ」にて

帰りにちょこっと「ブ」に寄って、あれこれと。とりあえず、これからどんどん入手が難しくなりそうと教えていただいた『MASTERキートン』の2巻を確保。やはり1巻はなかった。で、『20世紀少年』は、5巻からバラバラと棚にささっていたのだけれど、こちらは…

「女系家族」の留守録失敗!

etc

原因不明だけれど、昨日の「女系家族」の留守録に失敗・・・。テープの残量が足りなかった訳ではないようで、じゃあ、なんだったんだろう? 一昨日の米朝師匠が上方歌舞伎を案内するっていうETVの番組は無事、録画できていて、良かった・・・。吉朝さんのお…

海老さま発見!

灯台下暗し書店で、福田和也さんの連載をチェックしようと、「週刊新潮」を立ち読みしていたら、巻頭モノクログラビアページに、どこかで見たお顔が・・・。よーく見てみたら、なんと海老さまのOFFショットではありませんか! 競馬場で撮った写真だけど、な…

女系家族

etc

ドラナビや番宣スポットを見ると、きもの姿が多数登場する模様。きものチェックという意味で(も)、1回目のスペシャルは録画予約しました。ちなみに、灯台下暗し書店には、原作の文庫本にこのドラマの帯をかけて、大量に積んであった。昔、山崎豊子の「白い…

七夕に

小林信彦さんの『にっちもさっちも』を読んでいたら、ちょうど七夕についての記述が出て来た。むかしは七夕の日には、そうめんを食べたのだそう。織り姫に因んで、糸に似た食べ物をたべたのだとか。でも、東京の人はあまりそうめんは食べず、夏といえば、冷…

久々のリブロにて

帰りに、銀座のブックファーストに寄ろうかと思っていたのだけれど、駅に着くと9時20分くらいになっていたので、そのまま最寄のリブロに行く先変更。とりあえず、まだ買っていなかった「東京かわら版」と「TONE」と「彷書月刊」を入手するのが、目的。「東京…

立川談春独演会@ブディストホール

ああ、今日も携帯電話が! というか、その前に、すでに”ドアがバターン!”事件が発生して、まだマクラというか、フリートーク中だった談春さんが「おい、今日もか!」と笑いながらおっしゃっていらしたので、予告編はあったのだが・・・。 野ざらし 蒟蒻問答…

祇園書房の名前を挙げたのは・・・

昨日、「論座」の最新号で書店特集が組まれていて「祇園書房の名前も載っているらしいのだけれど、誰が名前を挙げてくれたのか、わからない」と祇園書房のTさんが言っていたが、先ほど、灯台下暗し書店で確認したところ、酒井順子さんだった。坪内さんは、敢…

『PLUTO(2)』

2巻に入って、ますます面白くなってきた。巻末の解説?が手塚眞さん。そうか、そういう注文を手塚さんが敢えて出したのか・・・。浦沢さんは、その期待に見事に応えていると思うぞ! ああ、昨日、代理店のTさんに薦められた「20世紀少年」も読みたくなってき…

『名ごりの夢』

id:yukari57さんの日記で紹介されている、東洋文庫の1冊。幕末から明治の、観劇の様子が事細かに描かれているとのこと。ということで、早速、メモメモ(笑)。名ごりの夢―蘭医桂川家に生れて (東洋文庫 (9))作者: 今泉みね出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1…