2002-10-01から1ヶ月間の記事一覧

トップ屋と「草加次郎事件」

家に着いて5分後に、雷が鳴り始め、激しい雨も断続的に降り出した。まさに、間一髪とはこのことだ。そういえば、今朝の天気予報で、関東地方の一部では夜半に雨が降るところがあると、云っていたような気がする。昨日買って来た、桐野夏生さんの『水の眠り …

トップ屋と「草加次郎事件」

家に着いて5分後に、雷が鳴り始め、激しい雨も断続的に降り出した。まさに、間一髪とはこのことだ。そういえば、今朝の天気予報で、関東地方の一部では夜半に雨が降るところがあると、云っていたような気がする。昨日買って来た、桐野夏生さんの『水の眠り …

知っているようで知らなかった文庫本の世界

岡崎武志さんの『文庫本雑学ノート』(ダイヤモンド社)読了。岡崎さんの処女出版が、この本。とにかく、文庫本というジャンルにこんなに様々な顔があり、歴史があり、世界があるとは、驚きだ。岡崎さんは、文庫本の歴史、各社の文庫の傾向と対策、文庫目録…

何はともあれ「抜き書き」から(2)

また、本をたくさん読みたかったら、自らに締め切りを課すことが効果的だとか、本は飛ばし読みをしてもよいから、最後まで読むべきだとか、普段、読書について悩んでいることを堅苦しくなく、解りやすくアドバイスしてもらっている気分で読める。さらに、鹿…

何はともあれ「抜き書き」から(1)

鹿島茂さんの『成功する読書日記』(文藝春秋)読了。「週刊文春」に連載された「読書日記」に、この本のために鹿島さんが書き下ろした「成功する読書日記」入門篇・実践篇「理想の書斎の作り方」が加えられている。ひとつ、「これはやはりやってみよう」と…

何はともあれ「抜き書き」から(1)

鹿島茂さんの『成功する読書日記』(文藝春秋)読了。「週刊文春」に連載された「読書日記」に、この本のために鹿島さんが書き下ろした「成功する読書日記」入門篇・実践篇「理想の書斎の作り方」が加えられている。ひとつ、「これはやはりやってみよう」と…

何はともあれ「抜き書き」から(2)

また、本をたくさん読みたかったら、自らに締め切りを課すことが効果的だとか、本は飛ばし読みをしてもよいから、最後まで読むべきだとか、普段、読書について悩んでいることを堅苦しくなく、解りやすくアドバイスしてもらっている気分で読める。さらに、鹿…

知っているようで知らなかった文庫本の世界

岡崎武志さんの『文庫本雑学ノート』(ダイヤモンド社)読了。岡崎さんの処女出版が、この本。とにかく、文庫本というジャンルにこんなに様々な顔があり、歴史があり、世界があるとは、驚きだ。岡崎さんは、文庫本の歴史、各社の文庫の傾向と対策、文庫目録…

青山リブロ、再び。

先日、青山リブロへ行った時に「『sumus』が選ぶ秋の文庫・新書100冊」が行われていたのに、小冊子がなかったのは、実は、青山店がフライングしたのだということが判明。正式に始まったので、再度、リブロへ。それにしても、いくらフライングだったからと…

青山リブロ、再び。

先日、青山リブロへ行った時に「『sumus』が選ぶ秋の文庫・新書100冊」が行われていたのに、小冊子がなかったのは、実は、青山店がフライングしたのだということが判明。正式に始まったので、再度、リブロへ。それにしても、いくらフライングだったからと…

今週2度目の、いつもの本屋

昼食を摂りに出たついでに、今週2度目の、いつもの本屋さん。文春文庫とちくま文庫の新刊から、気になるタイトルを絞って2册ずつ。文春文庫からは、関容子さんの『芸づくし忠臣蔵』と菊池寛『貞操問答』を。ちくま文庫からは、『阿房列車 内田百間(門がま…

今週2度目の、いつもの本屋

昼食を摂りに出たついでに、今週2度目の、いつもの本屋さん。文春文庫とちくま文庫の新刊から、気になるタイトルを絞って2册ずつ。文春文庫からは、関容子さんの『芸づくし忠臣蔵』と菊池寛『貞操問答』を。ちくま文庫からは、『阿房列車 内田百間(門がま…

秋の新作ドラマに期待

未だに10月10日は「体育の日」と勘違いしてしまう。カレンダーに祝日マークがついていないのを見て「あ、違うんだ」と気がつく。このところ、仕事がちょっと忙しく、夕食は外食が続いていて、お酒を飲むことが多いので、読書がはかどらない。しかし、よくし…

秋の新作ドラマに期待

未だに10月10日は「体育の日」と勘違いしてしまう。カレンダーに祝日マークがついていないのを見て「あ、違うんだ」と気がつく。このところ、仕事がちょっと忙しく、夕食は外食が続いていて、お酒を飲むことが多いので、読書がはかどらない。しかし、よくし…

積ん読本を読むきっかけは『古本泣き笑い日記』

また、今日も本屋を覗くことができず。山本善行さんの『古本泣き笑い日記』(青弓社)を読んでいると、古本・新刊を問わず、本屋に行きたくなるのだが・・・。坪内さんの著作で何度も目にしている、木山捷平・小沼丹・上林暁などなどの作家の名前が、ここで…

積ん読本を読むきっかけは『古本泣き笑い日記』

また、今日も本屋を覗くことができず。山本善行さんの『古本泣き笑い日記』(青弓社)を読んでいると、古本・新刊を問わず、本屋に行きたくなるのだが・・・。坪内さんの著作で何度も目にしている、木山捷平・小沼丹・上林暁などなどの作家の名前が、ここで…

古本道のよき参考書が、また1册

雨が降ったり止んだりの一日。スッキリと秋晴れという日があまりないのは、今年だけのことだろうか? 今朝は早く目が覚めたので、余裕のある気分。それでも空模様がはっきりしないので、洗濯は見送って、ちょっとのつもりで、山本善行さんの『古本泣き笑い日…

古本道のよき参考書が、また1册

雨が降ったり止んだりの一日。スッキリと秋晴れという日があまりないのは、今年だけのことだろうか? 今朝は早く目が覚めたので、余裕のある気分。それでも空模様がはっきりしないので、洗濯は見送って、ちょっとのつもりで、山本善行さんの『古本泣き笑い日…

日曜の原宿に「猿の惑星」現る!?(2)

「タイガーマスク」さんも「猿の惑星」さん、顔をすっぽりとマスクで覆ってしまうので、なりきりやすいのだろう。それにしても、「猿の惑星」さんのマスクは、かなりきちんと出来ていたように見えたが、一体、おいくらぐらいするものなのだろうか? 「猿の惑…

日曜の原宿に「猿の惑星」現る!?(1)

久しぶりに昼間の原宿へ。BOOK OFFに寄って、オー・バッカナルで軽い昼ご飯を食べてから、表参道の交差点の方へ戻っていくと、ラ・フォーレの前あたりから人の流れがすっかり淀んでしまっている。地下鉄工事の影響で、歩道の幅が狭くなっているため、休日の…

秋を感じる光景

天気予報を信じて、完全雨対策の服装で出かけたのに、駅に着く前に青空が覗き始めて、ちょっと拍子抜けした。昼過ぎに、いつもの書店へ。やっと「考える人」2号と「群像」11月号を購入。他に、何か買おうと思っていた単行本があったはずなのだが、思い出…

秋を感じる光景

天気予報を信じて、完全雨対策の服装で出かけたのに、駅に着く前に青空が覗き始めて、ちょっと拍子抜けした。昼過ぎに、いつもの書店へ。やっと「考える人」2号と「群像」11月号を購入。他に、何か買おうと思っていた単行本があったはずなのだが、思い出…

日曜の原宿に「猿の惑星」現る!?(1)

久しぶりに昼間の原宿へ。BOOK OFFに寄って、オー・バッカナルで軽い昼ご飯を食べてから、表参道の交差点の方へ戻っていくと、ラ・フォーレの前あたりから人の流れがすっかり淀んでしまっている。地下鉄工事の影響で、歩道の幅が狭くなっているため、休日の…

日曜の原宿に「猿の惑星」現る!?(2)

「タイガーマスク」さんも「猿の惑星」さん、顔をすっぽりとマスクで覆ってしまうので、なりきりやすいのだろう。それにしても、「猿の惑星」さんのマスクは、かなりきちんと出来ていたように見えたが、一体、おいくらぐらいするものなのだろうか? 「猿の惑…

そろそろ”読書の秋”計画

今週は、いつもの書店をあまり覗けなかった。というよりは、書店そのものにほとんど行くことができなかった。「考える人」2号や、「東京人」11月号など、気になる雑誌もあるのだが、まだ立ち読みすらできていない。先日、坪内さんのトークショーで触れら…

外苑前リブロは、半分空振り

雑誌「sumus」のフェアが始まっているのを思い出し、外苑前のリブロへ。まずは「東京人」「考える人」「論座」などの最新号をチェックする。それから、文庫の棚を一通り眺める。新刊で特に目に付くものはないので、単行本の棚へ。岡崎武志さんの『文庫雑学ノ…

外苑前リブロは、半分空振り

雑誌「sumus」のフェアが始まっているのを思い出し、外苑前のリブロへ。まずは「東京人」「考える人」「論座」などの最新号をチェックする。それから、文庫の棚を一通り眺める。新刊で特に目に付くものはないので、単行本の棚へ。岡崎武志さんの『文庫雑学ノ…

そろそろ”読書の秋”計画

今週は、いつもの書店をあまり覗けなかった。というよりは、書店そのものにほとんど行くことができなかった。「考える人」2号や、「東京人」11月号など、気になる雑誌もあるのだが、まだ立ち読みすらできていない。先日、坪内さんのトークショーで触れら…

またまた、積ん読本の素

台風一過とは今日のことを言うのだろうな、というくらい見事な秋晴れの一日だった。日中は半袖のTシャツ1枚でも暑いほどだった。久世光彦さんの『一九三四年冬ー乱歩』(新潮文庫)読了。久世さんといえば、向田邦子さんとのコンビで、数々の名作ドラマを世…

闇から覗く顔

高橋克彦さんの『闇から覗く顔 ドールズ』(中公文庫)読了。『ドールズ』の続編にあたる作品。『闇から覗く顔』は短編連作で、毎回、古本屋の主人・恒一郎とその姪の怜、恒一郎の恋人・香雪らの周囲で起こる事件を描いている。前作では、怜の身に起きた異変…