2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『ちんちん電車』

最後の最後で、中断していたのを、やっと読了。「鉄道唱歌」の向こうを張って「電車唱歌」なる歌もあったんだ。今から見れば立派な“昔の東京”からさらに“昔の東京”を懐かしむ獅子文六。なんかイメージとしては“かわいいじいちゃん”だな。ちんちん電車 (河出…

新刊を買う権利

《読んだ本:37冊、処分した本:49冊、買った本:41冊 買える新刊書:2冊》

『挿絵画家・中一弥』

前々から気になりつつ、積ん読の山に埋もれていた『挿絵画家・中一弥』を発掘したので、予備として持って出たら、案の定、宇江佐さんを読み終えてしまったので、次はコレ。今月のお題の新書もこれでクリアする予定。挿絵画家・中一弥 ―日本の時代小説を描い…

『神田堀八つ下がり』

ウーン、相変わらず宇江佐さんは、上手い! 都々逸坊扇歌と、小普請組の三土路との都々逸合戦を描いた「浮かれ節」。名を問われて「姫じゃ」と言う、不思議な少女の身元を町方の親分が探し出す「身は姫じゃ」。その他の作品も含め、どれも味わい深い短篇だっ…

『樋口可南子のきものまわり』

さすが、女子美出身だけあって、センスがいいなぁ、樋口可南子。残念なのは、全体のコーディネイトがわかる写真が載っていない回があったこと。やっぱり、きもの本なんだから、そういう写真は欲しいなぁ。このところ、きもの屋さんに行っても、紬は見ないよ…

新刊を買う権利

《読んだ本:36冊、処分した本:49冊、買った本:39冊 買える新刊書:3冊》 森田空美さんの本は、ムックという扱いに。なので、マイナス1で貯金は3に。

啓文堂書店にて

「人間国宝」の2と3をゲット。あとは、『樋口可南子のきものまわり』でお名前が登場した、森田空美さんの本やら、北森鴻の小説を。森田空美(あけみ)の知的きもの入門作者: 森田空実出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/06/15メディア: 大型本購入: 1人 クリ…

『笹色の紅』

あっという間に読了。おしゃあと庄八の恋、彼らをめぐる様々な人々。成島柳北も出て来たりして、幕末から明治の世の移り変わりと、その中でたくましく生きる庶民と成り上がり、旧幕臣などの姿が、活き活きと描かれていた。笹色の紅―幕末おんな鍼師恋がたり作…

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《読んだ本:35冊、処分した本:49冊、買った本:38冊 買える新刊書:4冊》 貯金は、4に微増。

『樋口可南子のきものまわり』

しばらく積ん読のままだったのだけれど、髪を切ったのと、このところまた、きものを着るぞ!モードに入りつつあるので、山脈から発掘。樋口可南子のきものまわり作者: 清野恵里子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/05/01メディア: 単行本購入: 3人 クリッ…

六月大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

「暗闇の丑松」 「身替座禅」 「二人夕霧」 「暗闇の丑松」は、その名の通り?最初のふた幕が、全体に暗すぎ! あれじゃ、なにがおこっているんだか、よくわかんないよ!! いくらタイトルが「暗闇」だからって、もうちょっと考えていただきたいなぁ。三幕目…

『神田八つ下がり 河岸の夕映』

他の本を読み始めたのだけれど、ちょっとこのところ軟派な読書に頭が馴れてしまっているせいか、ついていけず、もう1冊バッグに入っていた、こちらを読むことに。神田堀八つ下がり―河岸の夕映え (徳間文庫)作者: 宇江佐真理出版社/メーカー: 徳間書店発売日…

『笹色の紅』

これまた、「本の雑誌」でおススメされていた1冊。幕末から明治を女一人で生き抜いたおしゃあという不思議な名前の女鍼灸師と、彼女の周りの人々を描いている。

神保町に映画館と演芸場!?

etc

四谷書房さんの「Web読書手帳」*1経由で知った「神田・神保町再生プロジェクト」のエントリー*2によると、来年三月、神保町に映画館と演芸場が入ったビルができるとのこと。すずらん通りの裏手だそう。演芸場って、演芸場だよね? これは、楽しみだ。 *1:htt…

新刊を買う権利

《読んだ本:34冊、処分した本:48冊、買った本:38冊 買える新刊書:3冊》 貯金は、ふたたび3に。

『東京バンドワゴン』

いやはや、面白い作品だった。なんか、寺内貫太郎一家とか、ムー一族なんかを思い出すようなノリ。他の登場人物は、そんなことないのだけれど、我南人さんだけは、最初から内田裕也さんの顔が浮かんで来た。まぁ、裕也さんのことだって、そんなによく知って…

『紀文大尽舞』

いやはや、なんと刺激的な物語だったんだろう・・・。歴史って、正しいとされているものでも、絶対はないんじゃないか、と改めて考えさせられた。米村圭伍恐るべし! 他の作品も読まなくては!!紀文大尽舞 (新潮文庫)作者: 米村圭伍出版社/メーカー: 新潮社…

灯台下暗し書店にて、ついつい

貯金が5もあるじゃん!とつい太っ腹になり、文庫本を3冊ほど。隅田川―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)作者: 北原亞以子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る孔雀狂想曲 (集英社文庫)作…

談志師匠が!

「情熱大陸」に登場*1。2回目だったんだ・・・。1回目は、見てないなぁ。 6月18日(日)よる11時〜 TBS/MBS系。談春師や志の輔師、志らく師もきっと登場するなぁ! そうか、演舞場でカメラをまわしていたのは、そのクルーだったんだ・・・。 *1:http://www.d…

新刊を買う権利

《読んだ本:33冊、処分した本:48冊、買った本:38冊 買える新刊書:2冊》 太っ腹の結果、貯金は一気に2へ。まぁ、こんなもんでしょう(って、どんなもん?)

『歌右衛門合せ鏡』

最初に紹介されていた、歌右衛門さんの葬儀の時のエピソード(遺骨を持って、福助・松江(当時)兄弟が歌舞伎座に寄ったら、舞台に道成寺の道具が飾られていて、3階から大向うさんが声をかけてくれた)を読んで、もう、ウルウル。世代的に、決して間に合った…

新刊を買う権利

《読んだ本:32冊、処分した本:48冊、買った本:35冊 買える新刊書:5冊》 貯金は5に復活。いやはや、欲しい本はたくさんあるのだけれど、やはり貯金は少しは取っとかないと、と思うと、意外にブレーキが効くものだ。

『東京バンドワゴン』

「本の雑誌」6月号でどなたかがオススメしていた1冊。東京下町の古本屋さん一家(今時珍しい大家族)を舞台にした、日常のちょっとした事件を、あの世に旅立ったおばあちゃんが、ふわふわと漂いながら語るという、ちょっと珍しい趣向のエンターテイメント…

灯台下暗し書店にて

先日より気になっていた(そんなんばっかりじゃん、という突っ込みは無しということで)新書と文庫を1冊ずつ。単行本はやっぱりちょっと勢いをつけないと、なかなか買えないなぁ・・・(笑)。文楽のツボ (生活人新書)作者: 葛西聖司出版社/メーカー: NHK出…

立川談志一門会@横浜にぎわい座

千弗「まんじゅう怖い」 志雲「竹の水仙」 談春「棒鱈」 仲入り 松元ヒロ 談志「よかちょろ」 ネタじゃなくて、談志師匠がまだ来ない〜!状況だった模様(笑)。そして、5月に”にぎわい座事件”があったせいか、談春師が出て来るとすかさず”業務連絡”を(爆…

新刊を買う権利

《読んだ本:31冊、処分した本:46冊、買った本:35冊 買える新刊書:3冊》 2冊購入したので、貯金は3。今月の課題は、落語と歌舞伎はクリアなので、あとは新書とちくま文庫もう1冊と、岩波・中公・講談社文芸から1冊でいいんだっけかなぁ・・・(笑)。 し…

大銀座落語祭

とりあえず、どーしても行きたかった時事通信ホールの談春師のチケットと、グランドフィナーレのチケットは押さえた。しかし、Web松竹でいきなり2列目どセンターの席番が出てきたのにはビビッた・・・(笑)。もちろん、後方花道よりを取り直したけど。

東をどり

今年は、文楽と落語を掛け持ちしたりしていたので、見に行けなかった「東をどり」。たまたま、職場のテレビをつけたら、OA中。

新刊を買う権利

《読んだ本:31冊、処分した本:46冊、買った本:33冊 買える新刊書:5冊》 とりあえず、貯金5は変わらず。昼に、灯台下暗し書店で、しばし購入を迷った本があるのだけれど、単行本だしなぁ・・・と思い、今日も購入に至らず。銀座の怪人 (講談社BIZ)作者: …

寄席の日

ということで、仕事を終えてから、団扇目当て?で鈴本へ。 さん生「親子酒」 仲入り 白酒「壷算」 紫文「長谷川平蔵市中視廻り日記」 正雀「男の花道」(とご本人がおっしゃっていた)