2009-01-01から1年間の記事一覧

「操り三番叟」小鼓2回目

「賤機帯」の復習はとばして、「操り三番叟」が先に進む。とりあえず、千歳のところまでたどり着く。掛声が大事だなぁ、やはり。

灯台下暗し書店にて

「本の雑誌」の1月号ゲット。しかし、お値段高くない??? しょうがないけどさ。文庫王国はまだか…。本の雑誌 319号作者: 本の雑誌編集部出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2009/12/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (9件) …

「国盗人」@世田谷パブリックシアター

萬斎さん主演・演出で、アフタートークのゲストが片山清司さんだったので、能楽カテゴリーにしてみたw。清司さんのお話って初めて伺ったが、とてもお上手。さすが京都のプリンスだわ!と。来年、能楽現在形劇場版に出演なので、打ち合わせかたがた、萬斎さ…

灯台下暗し書店にて

帰りに、つい寄ってしまったのが運の尽き。今おもしろい落語家ベスト50―523人の大アンケートによる (文春MOOK)作者: 文藝春秋出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/12メディア: ムック購入: 7人 クリック: 128回この商品を含むブログ (11件) を見る文壇栄…

『役者のごちそう』

戸板先生の本を再編集した1冊。脇の人たちについての文章に、現在の役者さんたちとつい、いろんな意味で比べてしまう…。主役から脇、端役にいたるまで役者が揃った芝居は、まさにごちそうであるなぁ。名優のごちそう作者: 戸板康二出版社/メーカー: 皆美社発…

『歌舞伎よりどりみどり』

読み始めた時に挿絵を「水彩画」と書いてしまったが、どうやら油彩画のようだ。昔の役者さんから今の役者さんまで、芝居の話あれこれ、という感じ。軽い文章だけれど、鋭いご指摘もあり。

ジュンク堂新宿本店にて

仕舞の型附本を探しに行きたくて、久しぶりにジュンク堂へ。しかーし、檜書店さんから出ている型附には「経正」クセは入っていなかった…。で、ついふらふらと店内を回遊して、ここでしか買えそうにない本を。東京の空の下、今日も町歩き (ちくま文庫)作者: …

「ブ」にて

渋谷の「ブ」に久しぶりに寄ると、なんかまとめて歌舞伎関連の本を売った人がいたらしく、あれこれ出ていた。しかも、105円の棚に! ということで、あれこれ買ってしまって、重かった…。 ちなみに、歌舞伎以外の本も数冊。きものと心作者: 武内俊子出版社/メ…

『続・文楽の研究』

今月は、文楽が来てるじゃん!ということで、ちょうど積ん読本の山から発掘されたwこの本を読み始める。正編はちょっと最初のほうが読みにくかったのだけれど、続編は最初から楽しく読めるね。三宅周太郎の文体になれたからなのか、内容的に入ってきやすい…

『見仏記』

読んでると、仏様を見に行きたくなるよなぁ…。でも、そんな暇も資金もないんだけど。みうらさんといとうさんの、それぞれの妄想が広がっていく様が面白い。そして、東北や九州にも、素敵な仏様がいらっしゃるのねぇ、ということを教えていただく。 そのうち…

『歌舞伎よりどりみどり』

編集工房ノアさんの本なので、買ってみた1冊。カラーの水彩画がふんだんに配置されていて、目にも楽しい。 川浪春香『歌舞伎よりどりみどり』(編集工房ノア)

「賤機帯」小鼓お稽古

いきなり「さて、何をやる?」と師匠に聞かれて「え、まだ最後まで行っただけです、賤機!」という一幕ののち、一応、上げ浚いのはずだったのだけれど、月曜日にお稽古したばかりの件はまだまだ…。 それでも2/3ぐらいは、だいぶ手組が入っていたので、演奏上…

『小沢昭一的新宿末廣亭十夜』

小沢さんの高座を生で拝見したかったなぁ〜、というのを改めて感じた1冊。まぁ、過去ににぎわい座などで浪花節や講談のサワリをなさったのを聞いたことはあるので、なんとなく想像がつく部分はあるのだけれど。でもやはり、生がいいよね。小沢昭一的新宿末廣…

寄席囃子のCD

柳家三之助さんのBlogでお知らせがUPされていた!決定盤!寄席囃子100アーティスト: オムニバス出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト発売日: 2009/12/09メディア: CD購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (3件) を見るジャケットがかわ…

『小沢昭一的新宿末廣亭十夜』

積ん読本の山からひょっこりと顔を覗かせたのが、この1冊。ちょうど、東京やなぎ句会の本を読んで、小沢昭一さん、やっぱりいいよなぁ〜と思っていたので、次の家読み本は、これに決定。小沢昭一的新宿末廣亭十夜作者: 小沢昭一出版社/メーカー: 講談社発売…

『ベストセラーだって面白い』

普段、あまりこういう類の本を読まないので、岡崎さんにおいしいところをまとめていただいたのを読むことができて、ラッキーw。「歴史は繰り返す」んだなぁ、「本は時代を映す鏡なんだな」ということを、改めて感じた。 お嬢さんの作文(を模した岡崎さんの…

平山郁夫さん

ネットであちこちの配信がUPされて、ショックを受けた。 経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版 http://www.asahi.com/obituaries/update/1202/TKY200912020262.html まだ79歳と申し上げるべきなのか、もう79歳と申し上げるべきなのか・・・。死因は…

えんぴつが4980円!?

昨日、書店で立ち読みしたムックで見て、ちょっといいかも?と思ったキャップとシャープナーががついてる鉛筆をAmazonで検索してみた。するとなんと・・・ファーバーカステル パーフェクトペンシルUFO ブラック 118340出版社/メーカー: FABER-CASTELLメディア: …

出版界は「ノート」ブーム?

ちょっと前に、東大生のノートが・・・っていう本が流行ったと思ったら、もしかして今度は大人向けのノート本がブーム? 灯台下暗し書店の実用書コーナーにも、「ノート」がどうしたこうした的な本があれこれ。100円ノート『超』メモ術作者: 中公竹義出版社/メ…

たまに行く書店にて

ふらーっと書店に行ってみたものの、そういう時に限って「あったら買うぞ!」と思っていた本がなかったりするのは、なんでだろう? で、なぜかちくま文庫のコーナーに『江戸名所図会』が何冊か並んでいて、その別巻は入手していなかったはずなので、購入(別…

リブロにて

お囃子のお稽古の帰りに、最寄の1つ手前の駅で下車してしまった・・・。ということでリブロに寄り道。彷書月刊 289号(2009年11月号)出版社/メーカー: 彷徨舎発売日: 2009/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る12月号が…

『悪への招待状』

「三人吉三」をベースに、幕末の江戸の人々のくらしや娯楽、考え方などを紐解くのに、ちょっと凝った趣向が用意されていたのに、最初はびっくり。でも、小説家である著者の想像力とか物語構成の巧みさで、この芝居を見た事がない人でも、きっと楽しく読める…

『ベストセラーだって面白い』

買ったまま積ん読の山に埋もれていたのを、発掘。岡崎さんの視点が利いてるなぁ。ベストセラーだって面白い作者: 岡崎武志出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/02/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 87回この商品を含むブログ (17件) を見る

『五・七・五 句宴四十年』

東京やなぎ句会のことを最初に知ったのは、亡くなった江國滋さんの『おい癌め汲みかはそうぜ秋の酒』という闘病記だった。その後、小沢昭一さんのエッセイなどでも時々話題に上るし、小三治師匠や扇橋じーちゃんが参加しておられるということもあり、きにな…

第一回鳥羽屋文五郎の会@三越劇場

歌舞伎を中心に活動している鳥羽屋文五郎さんの初めてのリサイタル。父上は人間国宝の鳥羽屋里長さん。とはいえ、出演はなさらず。NHKの葛西アナが進行役で登場しておしゃべり。こういう会は、初めてだといろいろやりたくなる気持ちもわかるんだけどね。舞台…

灯台下暗し書店にて

今週の「文庫本を狙え!」のお題逢わばや見ばや 完結編 (講談社文庫)作者: 出久根達郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/11/13メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るをば。ついでに?yom yom (ヨムヨム) 2009年 12月号 [雑誌]出…

『悪への招待状』

なんだか読むきっかけがないまま、積ん読の山に隠れていたのが、ひょっこり出てきたので読み始める。いまさら気づいても遅いんだけど、「三人吉三」を中心に幕末の庶民たちについての考察が展開されるみたいで、演舞場に行く前に読んでおけばよかった・・・。悪…

『相剋』

うーん、父と子はまだ対面しないのか? 佐伯さん、引っ張るねぇw。江戸に残された女三人も、それぞれの悩みや迷いを抱えていて、助け合って乗り越えようとしている。さて、2回目の大試合までにあと何巻が費やされるのだろうか?www相剋―密命・陸奥巴波〈…

落語研究会@国立劇場小劇場

今日は、密かにごひいきの菊六くんが初登場!先日、NHKの賞をもらったばかりで、人気も上昇中らしい。端正な語り口に磨きがかかったような。初登場の割に落ち着いた高座ぶりで、やっぱりいいね、という「幇間腹」であった。続いて、こちらも初登場の文左衛門…

『相剋』

磐音さんを読み終えちゃったので、今度は清之助くん。っていうか、いつの間にかこっちのシリーズは、惣三郎さんが脇にまわっちゃったよねぇ。またもやよその家の騒動に巻き込まれ"かほり"が・・・。相剋―密命・陸奥巴波〈巻之二十一〉 (祥伝社文庫)作者: 佐伯泰…