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『雪えくぼ』

昨日、ブックファーストで買った本のどれを読もうかなぁ?と迷った結果、まずは蜂谷涼から。雪えくぼ作者: 蜂谷涼出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る

『着物あとさき』

青木玉さんの本は、『幸田文の箪笥の引き出し』以来かな? はい、たくさん積んであるんですが・・・。着物あとさき作者: 青木玉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/05/19メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る新しいものを誂…

『女形の運命』

先月の宿題をすませるため、今月の最初の1冊は、岩波現代文庫に。しかし、渡辺保さんの文章って、なかなかスンナリ読めないなぁ・・・。アカデミックな文章、最近読んでないせいかしら(汗)。女形の運命 (岩波現代文庫)作者: 渡辺保出版社/メーカー: 岩波…

『深川黄表紙掛取り帖』

山本一力さんの作品も、実は、なぜか読んだことがなかった。時代モノ好きなのにねぇ・・・。深川黄表紙掛取り帖 (講談社文庫)作者: 山本一力出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/15メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (22件) を見る

『4時のオヤツ』

へぇ〜。なんか小粋な短編小説という趣の作品なんだ・・・。4時のオヤツ (新潮文庫)作者: 杉浦日向子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/28メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (43件) を見る

『とっておきの東京ことば』

京須さんの2冊目の文春新書。江戸っ子の京須さん(ご本人は、そう言うことはもちろん、言われることもどうかな?と最初に書いていらっしゃるのが、いかにも東京っ子らしい)が、むかしの東京っ子が使っていたことばについて、その使い方や意味を通して、むか…

『笑芸日記一九九六?二◯◯五』

そうだ、ちくま文庫を読もう!ということで、高田文夫さんの『笑芸日記』を。なーんか、読んだことあるような気もしないでもないなぁと思い、奥付けを確認してみたが、中公文庫から出たのと、同じかどうかは確認とれず。まぁ、いいや。笑芸日記 一九九六-二…

『てけれっつのぱ』

明治維新直後のお江戸が舞台。なーんとなく落語っぽい雰囲気が漂うなぁと、最初の方を読んだ印象。さて、これから何がどーなっていくのか???てけれっつのぱ (柏艪舎文芸シリーズ)作者: 蜂谷涼出版社/メーカー: 柏艪舎発売日: 2006/05/01メディア: 単行本…

『御書物同心日記 虫姫』

出久根達郎さんの、「御書物同心」シリーズの3冊目。お目当てを読み終えてしまい、ちょっと手持ち無沙汰だったので、たまたまバッグに入っていたこれを、最初の1編だけ。丈太郎の縁談はどうなるのかなぁ?と思うのだけれど、なかなかそっちの話は進まない…

『挿絵画家・中一弥』

半分くらいまで読んできたところで、中さんの三男が、逢坂剛さんだという記述が出てきて、びっくり。しかし、そういえば昔、どこかでそんなことを読んだような気も・・・(汗)。

『通崎好み』

これまた、積ん読の山からの発掘本。実は、清野恵里子さんの本を読もうと思って、ありそうなところを探していたのだけれど、見つからなかったので、とりあえず、発掘できたコレをば・・・(汗)。ほんと、なんとかしないとなぁ、積ん読本・・・。通崎好み作…

『挿絵画家・中一弥』

前々から気になりつつ、積ん読の山に埋もれていた『挿絵画家・中一弥』を発掘したので、予備として持って出たら、案の定、宇江佐さんを読み終えてしまったので、次はコレ。今月のお題の新書もこれでクリアする予定。挿絵画家・中一弥 ―日本の時代小説を描い…

『樋口可南子のきものまわり』

しばらく積ん読のままだったのだけれど、髪を切ったのと、このところまた、きものを着るぞ!モードに入りつつあるので、山脈から発掘。樋口可南子のきものまわり作者: 清野恵里子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/05/01メディア: 単行本購入: 3人 クリッ…

『神田八つ下がり 河岸の夕映』

他の本を読み始めたのだけれど、ちょっとこのところ軟派な読書に頭が馴れてしまっているせいか、ついていけず、もう1冊バッグに入っていた、こちらを読むことに。神田堀八つ下がり―河岸の夕映え (徳間文庫)作者: 宇江佐真理出版社/メーカー: 徳間書店発売日…

『笹色の紅』

これまた、「本の雑誌」でおススメされていた1冊。幕末から明治を女一人で生き抜いたおしゃあという不思議な名前の女鍼灸師と、彼女の周りの人々を描いている。

『東京バンドワゴン』

「本の雑誌」6月号でどなたかがオススメしていた1冊。東京下町の古本屋さん一家(今時珍しい大家族)を舞台にした、日常のちょっとした事件を、あの世に旅立ったおばあちゃんが、ふわふわと漂いながら語るという、ちょっと珍しい趣向のエンターテイメント…

『今昔』

家読み本は、森田たま『今昔』に。森田たまさんとえば『木綿随筆』なのだけれど、未だ、入手に至らず・・・なもので、これが初めて読む著作。第二次大戦後「日本の女性は、きものを着るのをやめよう」というのを提唱されたのだそうで、非常に意外で、驚く。

『紀文大尽舞』

保谷に向かう電車の中で、読み始め。ウーン、これまた面白い! 史実との関係はどうなんだろう? たしかに、紀文のことって、知ってるようで、知らないなぁ・・・。紀文大尽舞 (新潮文庫)作者: 米村圭伍出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/05/30メディア: …

『ぶぶ漬け伝説の謎』

北森鴻の裏京都ミステリー・シリーズの2冊目。1冊目から読みたい!と思って、書店に行くたびにさがしているのだけれど、見当たらないので、とりあえず、いいや、と2冊目から読み始めてしまった。 まぁ、連作短編なので、登場人物の紹介は、折に触れてされて…

『なめくじ艦隊』

はい、今頃です(笑)。 ずっと積んであったのだけれど、なんとなく読む機会を逸したままになっていた。やっぱりスゴいやね、志ん生師匠。なめくじ艦隊―志ん生半生記 (ちくま文庫)作者: 古今亭志ん生出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1991/12/01メディア: …

『ちんちん電車』

獅子文六は、前々からずーっと興味津々の作家だったのだけれど、なぜか、読む機会を得ず・・・であった。で、最近。河出文庫の新刊で出た『ちんちん電車』を読み始めたら、面白い! 文六先生が大好きだったちんちん電車に乗っての紀行文。明治・大正・昭和の…

『風流冷飯伝』

讃岐の城下町になぜか現れた、幇間の一八。そして、偶然であった冷や飯食いの若者。な〜んか面白くなりそうな予感。風流冷飯伝 (新潮文庫)作者: 米村圭伍出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/03/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 103回この商品を含むブ…

『にわか大根』

近藤史恵の猿若町捕物帳シリーズの最新作。前2作は、文庫書き下ろしだったような気がしなくもない・・・。吉原に芝居町に、なんだかそれだけでもうきうきしてくる。にわか大根 猿若町捕物帳作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/03/23メディア…

『池波正太郎劇場』

池波先生の担当編集者だったという重兼敦之さんが、池波先生の著作からティピカルな部分を抜き出して、自分の想い出をからめて、池波先生の人間に迫ろうという1冊(かな?)。 今月の課題のうち、新書はこれでクリア予定。池波正太郎劇場 (新潮新書)作者: …

『桜宵』

もしかして、『歌舞伎ちょっといい話』を読み終えるのではないか?という予想の下、もう1冊文庫本を持ってでることにしたのだが、でがけにパっと手に取ったのが、『桜宵』。奇しくも家読み本と同じ北森鴻作品。こちらは、香菜里屋シリーズの第2弾。謎のマス…

『深淵のガランス』

北森鴻の美術モノといえば「冬狐堂」シリーズなのだが、どうやら、これは別シリーズが始まったということらしい。こちらの主人公は、銀座で”花師”の看板を掲げる一方で、美術修復(それも、スゴ腕)を趣味で手がけるという男性が主人公。美術修復については…

『歌舞伎ちょっといい話』

「ちょっといい話」の歌舞伎バージョン。歌舞伎座の筋書に、毎月掲載された中からピックアップしたとある。始めの方の何年かは、わたしも実際、歌舞伎座に足を運んでいる時期で、なんとなくその頃のことを思い出した。戸板先生の、劇評とはまた違った面がし…

『日本の芸談 邦楽・舞踊』

「延寿藝談」を読み終え、「佐多女芸談」を読んでいるのだけれど、昔の人の修行っていうのは、スゴい。佐多女というのは、京舞・井上流の方なのだけれど、珍しい舞を覚えるために、まず三味線を習いに行って(それも、杵屋六左衛門・勘五郎とか、常磐津文字…

『歌舞伎ちょっといい話』

『半日半夜』を読み終えてしまいそうだったので、予備で『歌舞伎ちょっといい話』も持って出て、正解。ちょうど歌舞伎通いをしていた頃の演目について、戸板先生お得意の「ちょといい話」で綴られている。今月の演目についてのあれこれも、早速発見! 歌舞伎…

『昭和のまぼろし』

家読み本は、小林信彦さんの毎年恒例の「週刊文春」連載エッセイ集。今まで文庫化を待っていたのだけれど、高島俊男さんのエッセイ集が単行本化見送りになったという話を聞いたので、まさか、小林さんならそんなこともなかろうと思いつつ、とりあえず、今回…