2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『陽炎の辻』

てなわけで、読み始めたら、結構面白いですね。導入がちょっとわたしには読みにくかったのですが、そこから先はなかなかテンポもいいし、サクサク読めます。 しばらく、このシリーズは読んでみようかな?という気分になっております(笑)。

とあるお友達にススメられていたのが、佐伯泰英作品。前に1冊だけ、團十郎が登場する作品を、たまたま本屋さんで見かけて読んだことはあったのですが、あまりに作品数が多くて、何から読めばいいんだ???状態で、そのままになっておりました。 帰りに読む…

『日々ごはん1』と『京都を包む紙』

実家に行く私鉄の中で、どちらも「もうちょっと」のところで止まっていた本を、続けて読了。 『京都を包む紙』。これ、いいですよ〜! 包む紙がお目当てで、京都にお買い物に行きたくなっちゃいます!! 大量生産とは一味違う、紙の作り手と、商品の作り手の…

ぼんじゅう亭出囃子

今年最後のぼんじゅう亭は、メンバー3名で4席でした。なんとサラクチが福し満さん。ということで、出囃子は「セリ」とご本人のご要望が・・・。続いてサクマさんのマジックで、吉遊が仲入り。トリに福し満さんが再び上がられ、な〜んと「柳田格之進」! 出囃…

「鶴亀」3回目

午後、お囃子のお稽古に伺いました。昨日、徳島での公演を終わって、その足で帰京されたら「東京がいちばん寒いんじゃない?」と先生が・・・。 たしかに、昨日から急に寒くなったですね。 「出端」の復習から。しばらく雑談をしていて、先生が「じゃ、よろ…

社会人のための歌舞伎鑑賞教室@国立劇場

今月は、三津五郎様が「合邦」に出演されていますので、鑑賞教室も参りましたよ。 解説が、秀調さんでびっくり!&ラッキー♪と(笑)。昔から好きな役者さんのお一人ですから〜。 まじめに、でも時折、笑いを取りにきてる?というコメントをはさみつつ、楽し…

新宿にて

とある探し物のため、新宿伊勢丹へ。しかーし、欲しかったものは扱いがなくて、ちょっとがっくり。伊勢丹にないとなると、あとは和光か三越本店? 一応、無印良品にもよってみたけれど、やっぱりなくて、かわりに冬物のロングカーディガンなど2点を購入(ヲ…

「土蜘」幕見4回目@歌舞伎座

今週も、気がつけばあまり幕見にいけそうにないので、とりあえず、仕事を切り上げて、いざ歌舞伎座! いよいよ、幕見も混みはじめましたね・・・。7時過ぎには、歌舞伎座前に着いていたのに、座れませんでした。90分立ちっぱなしは、ちと辛いです。相変わら…

坂東玉三郎特別舞踊公演@五反田ゆうぽーと

初めてきました、ゆうぽーと。大きなホール、平日昼間なのに満員でした。今回の巡業は、東京近郊がここしかないので、余計にここに集中しているんでしょうね。 玉三郎さんの踊りは、だいたい知人の演奏家の方が何人かは出勤されているのと、お囃子が田中社中…

「鶴亀」2回目

中一日で、「鶴亀」の2回目のお稽古。先日の銕仙会での出来事を先生にご報告? 先生も「それは、初めて聞いたなぁ」と驚いていらっしゃいました。「完璧な方だと思っていたけど、大倉先生も人間なんだっていう気がしてきたよ(爆)」とも。 来序は、先生のお…

ブックファースト銀座店にて

高橋みどりさんの『好きな器』がないかなぁ・・・、お能関係で面白そうな本がないかなぁ・・・、と思いブックファーストへ。高橋さんのはなかったけれど、代わりに今までパスしていたこちらを。かわいくておいしい作者: 伊藤まさこ,渡辺有子出版社/メーカー:…

実家へ

実家へ行き、母とランチ。その後、夕方からご近所の皆様と早めの忘年会に出かける母を見送って、戸締りなどして、帰りました。時間が早かったので、歌舞伎座幕見連投か?とも思ったのですが、久々に銀座の旭屋書店に寄ったら、つい長居してしまい、幕見は断…

「土蜘」幕見3回目@歌舞伎座

お稽古が終わって、時間を確認すると、まだ間に合う!ということで、「土蜘」の幕見に。かろうじて座席を確保できました。菊五郎さんの蜘蛛、ますます怪しさがUPしているような・・・。

「小鍛冶」3回目&「鶴亀」1回目

歌舞伎座からお稽古場へ。先生は旅のお仕事の休演日。前半戦のおいしいもの話など伺いつつ、お稽古。「小鍛冶」はまあまあなんとか最後までたどり着き、次は予想通り「鶴亀」に。 いきなり来序かぁ・・・。しかも、こっちはつき直しがあるし。明後日がまた、…

顔見世大歌舞伎昼の部@歌舞伎座

伝次郎さんが立鼓!ということで、気合を入れて、幕開きの「種蒔三番叟」を拝見しました。清元がねぇ・・・。 「吃又」は、わたしはやっぱり、三津五郎様と時蔵さんのが好・・・と思いつつ拝見。 「素襖落」、うーん、やっぱり太郎冠者が好きになれません。 …

銕仙会定期公演@宝生能楽堂

「龍田」移神楽と、狂言「柑子」、「恋重荷」の3番。 「龍田」は、先日大倉研究会で移神楽が出たので、違う配役で楽しみだったので、さっさと職場を抜けました。あっと驚く、大倉源次郎様のハプニングもありつつ、清和様の女神様は無事舞い納めました。 大倉…

リブロにて

談春七夜の帰り道、面白くて読みやすいので、グイグイ読み進んでしまい、そういえば、灯台下暗し書店には、2巻がなかったような・・・ということを思い出してしまい、リブロに足を伸ばしました。日々ごはん〈2〉作者: 高山なおみ出版社/メーカー: アノニマス…

『日々ごはん1』

談春七夜に向かう道すがら、読み始めました。 高山なおみさんが、HPで書いた日記をまとめたものの1巻目。まだ「KuuKuu」があった頃の日記です。当時からすでに、雑誌やテレビでも活躍されていたんですね。そういえば、レシピ本を何冊か、その頃買った記憶が…

談春七夜アンコール「緋」@横浜にぎわい座

こはる「かぼちゃ屋」 談春「厩火事」 談春「たちきり」 仲入り 談春「たちきり」 「たちきり」を、なんと仲入りを挟んでの口演! 「大丈夫〜???」と思ったのは、わたしが間違っておりました。ごめんなさい。

灯台下暗し書店にて

ランチの帰りに、ふらっと灯台下暗し書店へ。伝言レシピ (クウネルの本)作者: 高橋みどり出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2006/03/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 57回この商品を含むブログ (89件) を見るシンプルなレシピに惹かれて、結局…

「土蜘」幕見2回目@歌舞伎座

仕事に一応のケリがついたところで、時計を見ると、「オ、まだ間に合う!」ということで、歌舞伎座へ。 今月2回目の幕見。今日も、周辺環境に恵まれなかったなぁ・・・(涙)。それでも、菊之助くんの吸引力はすばらしい! 彼が出て来て舞い始めると、すっ…

「土蜘」幕見@歌舞伎座

仕事が切りあがったので、幕見へGO! まだ、月の前半のせいか、幕見も余裕で座れますね。3日は、3階東側から見たので、富十郎さんがあまりよく拝見できず、今日の前半は富十郎さんを中心に拝見しました。 それにしても、若々しいお声とお姿! まだまだお元気…

『世阿弥』

このところ、お能関連の本ばかり読んでいるような・・・。ま、いいんですが。 先日読んだ、梅若六郎さんのご本で、白洲さんが初舞台のことを書いてくださった、という記述があって、それが印象に残っていたので、先日、教文館でこれを買ったのでした。 白洲…

『やさしい男』

慶次郎縁側日記は、やはりいい小説だなぁと、改めて思いました。レギュラーメンバーも、時の移り変わりとともに、ちょっとずつ身辺や心境に変化が現れていて、その最たる例が、蝮の吉次親分。吉次本人でさえ「こんなはずじゃない」と思っているのに、実は、…

顔見世大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

国立から劇場バスに乗って、日比谷へ。そこから歩いてみました。まぁまぁ、それほど遠くでもないので、地下鉄のホームに降りて、電車を待ってとやっているのと、気分的にはあまり変わりませんね。 さて、歌舞伎座の夜の部は、顔見世らしい大顔合わせばかりで…

11月歌舞伎公演「通し狂言 摂州合邦辻」

三津五郎様が俊徳丸で出演されるということで、初日に行って参りました。前髪姿が美しい!(笑)。でも、玉手御前とは、どうみても母子以外の何者でもないんですけどね・・・。 今年、文楽の通しを見ているのですが(最初の幕は、遅刻して見損ねましたが 汗…

『やさしい男』

北原亞衣子さんの「慶次郎縁側シリーズ」の文庫最新刊。ちょっと読むと、シリーズのレギュラーメンバーの人となりが思い出されて、楽しいです。やさしい男―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)作者: 北原亞以子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/09/28メディア: 文…

『お能の見方』

白洲正子さんが、初心者のために書いたお能の本。とはいえ、白洲さんですから、結構、レベルが高いように思います。初版とは写真を入れ替えたようですが、今では鬼籍に入られた名人の方たちのお写真がたくさん載っていて、演目によっては、白洲さんの解説に…

『ようこそ能の世界へ』

「暮しの手帖」に連載されたものをまとめた単行本だそうです。お写真も結構たくさん掲載されていて、良心的なお値段といえるのでは? ちょうど、先日、「芸能花舞台」で著者である八世銕之丞さんの特集を見たばかりで、タイムリーでした。 単に伝統を守るの…