2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『團十郎の歌舞伎案内』

細切れになってしまい、やっと読了。でも、内容としては大変濃いし、興味深いことが、盛りだくさんで、もっと早く読めばよかった!!と・・・。團十郎の歌舞伎案内 (PHP新書 519)作者: 市川團十郎(十二代目)出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/04/16メ…

銕仙会青山能@銕仙会能楽研修所

昨日の講座の最後に「明日の青山能にも、ぜひおでかけください」という宣伝があったことでもあるし(笑)、ということで。 最初に清水さんと長山さんの「竜虎」の仕舞。いやはや、清水さんカッコイイ! 地謡の西村さんも熱演。こういう仕舞もいいなぁ。 お能…

特別講座「囃子事の魅力」4回目@銕仙会能楽研修所

先週、実際のお能「摂待」を見て、それを受けての締めくくりの講座。事前にあらすじや演出についての予備知識を得ていたにもかかわらず、やっぱりわからなかったなぁ・・・。 今回の講座の実技編では、われらが柴田先生が「安宅」の舞囃子と、浅見さんの「安…

職場忘年会&歓送迎会

忘年会をやろうという話で、日程を調整していたら、急遽部長交代!ということで、歓送迎会も加わってしまった。 場所は、赤坂の中華料理店。元風呂屋の建物を再利用した店で、ランチは時々利用していたが、夜は初めて。結構、盛りだくさんなメニューだった。…

ブックファーストにて

実家の帰りに、渋谷のブックファーストへ。実家で見た新聞広告の文庫本、気になったので実物をチェックしたいと思ったのだが、出版社がマイナーなためか、見当たらず。変わりに学研M文庫の棚で・・・ 澁澤龍彦『魔法のランプ』が気になり、目次をチェックす…

『宣告』

「密命」シリーズはこのところ新刊が滞っていたので、話の流れに乗るのに、ちょっとだけ時間がかかった。相変わらず、惣三郎一家は、あれこれ事件に巻き込まれるよなぁ・・・。とはいえ、今回は、清之助がその辺の一手引き受け所みたいな状況になっているが…

ブックファーストにて

まったく別の本を探していたのだが、「密命」シリーズ最新刊を発見したので。宣告 ―密命・雪中行(巻之二十) (祥伝社文庫 さ 6-44)作者: 佐伯泰英出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2008/12/11メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る

十二月大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

夜は三津五郎さまが出ていらっしゃらないこともあり、1回だけ3階から。序幕の印象がなぜか一番薄い・・・。染五郎さんの「高坏」で笑って、幸四郎さんの「籠釣瓶」は、配役的には、わたしの好みではないのだけれど、なぜか落ちることなく、最後まで見てしま…

12月歌舞伎公演@国立劇場大劇場

「遠山桜」の通し。例年、お正月に国立でこの手の作品がかかっていたのが、来年分が年末に来た感じ???(笑)。前半戦はちょっと、落ちたが、肩の凝らない芝居を楽しませていただいたことは、間違いない。 例によって、菊五郎さんの遊び心を発揮する場面が…

『團十郎の歌舞伎案内』

前から読もうと思いつつ、積ん読の山のどこかへ雲隠れしていた1冊。林望さんの本は、ちょっとお休みして、発掘できたので、こちらを先に。前書きを読むだけで、なんだかウルウルしてしまったよ・・・。扉の少年時代のお写真がとてもカワイイ。團十郎の歌舞伎…

『文楽のこころを語る』

住大夫さんは、今月は東京公演にいらっしゃってないが、積ん読の山の上のほうにあったので、思い立って読み始める。文楽のこころを語る作者: 竹本住大夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/08/27メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 20回この商…

『寒椿ゆれる』

千蔭さんったら、もう・・・。ま、こうなった方が、今後の展開がまた楽しみになったりもするのだが。 小菊ちゃんシリーズの方も、ひとつ、新作をお願いしたいものである。寒椿ゆれる―猿若町捕物帳作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/11/21メ…

短期能楽教室第五期お稽古

もう12月だというのに、まだ「橋弁慶」のお謡&「吉野天人」お仕舞という状態。発表会までにもう1曲ずつっで、間に合うのかな????? 出来の悪い生徒で、申し訳ない限りでござる・・・。

これって、イヤがらせ?

と疑いたくなるような、水道関係の工事。結局、配管工事は1日では終了せず(その件はビルのオーナーさんから連絡があった・・・がその連絡も催促したからあった、というべきだけど)、「給湯器の配管はいじっていないません」とのメモが玄関マットの上にポロ…

とりあえず、一段落

本日、給湯器の配管工事は無事終了。お湯が出ることも、いの一番に確認。が。給湯器のガスの口火がついたままだったよ・・・。必ず、何かやってくれるよね、おじさん、 が。明後日、台所の雨漏りの修理がまだ残っている。雨漏りのせいで、壁の一部が汚れてい…

秋の特別講座「囃子事の魅力」@銕仙会能楽研修所

先週に続いて、12日の「摂待」に向けた事前レクチャーの2回目。先週に比べると若干人が少なかったような・・・。まぁ、師走だからな。 今日は、囃子方も交えての実技があり、「安宅」と「摂待」の道行の比較、「百万」と「屋島」の舞囃子を拝見。あ、あとワ…

保さんの劇評UP

歌舞伎座昼の部の劇評がUPされた。こわごわのぞくと・・・。わ、「道成寺」は保さんが大絶賛だわ・・・。 http://homepage1.nifty.com/tamotu/review/2008.12-1.htm 朝日新聞の劇評も、よかったらしいし。そういえば、今日の幕見は、平日にもかかわらず、立…

やっと初日が出た(あくまでも、当社比だが・・・)

土曜日の幕見で「もうひとこえ!」と感じたのだが、やっと「初日が出た」と思えた今日の「娘道成寺」。その最大の原因は、実は地方にあったのではないかと、今日の舞台を見ていて感じた。三津五郎さまが「こう踊りたい!」という間やノリをやっと地方さんの…

水道屋さ〜ん!

今度は、給湯器の給水管を取り替えるとのことで、今朝になってシェルフを動かすといわれ、あわてて中のものを出して、この際思い切って捨てるものは捨て、とっておくものは戸棚の中などにむりくり突っ込んだのだけれど、結局、うちまでは作業ができなかった…

12月文楽公演@国立劇場小劇場

「源平布引滝」の二段目、三段目の上演。9月の花形歌舞伎で、見たばかりなので、歌舞伎と文楽の違いにあれこれ気づく。花形歌舞伎では、歌舞伎としては珍しく琵琶湖遊覧がでて、「なるほど、こういういきさつがあって、小まんの腕が切り落とされたのねぇ〜…

『寒椿ゆれる』

うーん、巴之丞さんと千蔭さんに会いたくなって(笑)、文庫化を待たずについつい買ってしまった1冊。そうか、千蔭さんに妹か弟ができるわけね・・・。父上はおさかんでいらっしゃる(爆)。寒椿ゆれる―猿若町捕物帳作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 光文社発…

『文士のきもの』

幸田文とか、宇野千代、立原正秋あたりは入って当然のラインナップだけれど、川端康成、夏目漱石なんていうところは、ちょっと意外だった。川端はご本人はなんとなく着流しで机の前に座った写真が目にあるのだけれど、そうか、作品の中でもきものについて、…

『林望が能を読む』

河竹さんの本を読もう、と思いつつ、積ん読の山のてっぺんにあったので、つい、ほかの本を持って家を出る(笑)。林望が能を読む (集英社文庫)作者: 林望出版社/メーカー: 集英社発売日: 1996/12/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る

灯台下暗し書店にて

ふらふらっとつい・・・(笑)寒椿ゆれる―猿若町捕物帳作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/11/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (18件) を見る文庫化を待とうと思ったのだが、つい。おすすめ文庫王国2008年度…

12月文楽鑑賞教室@国立劇場小劇場

鑑賞教室のチケットは取りそこね、ネット販売分はあらかた売り切れだったので、あきらめていたのだが、たまたまこの日のチケットが国立劇場チケットセンターのHPに出たので、思い切って・・・。 最初に「二人三番叟」があって、解説、そして「寺入の段」と「…

『幕末あどれさん』

途中、いろんな本が割り込んできて、予想外に読了までに時間がかかってしまった。が。決して、つまらなかったという訳ではない。宗八郎と源之助。二人の旗本の次男坊のそれぞれの生き方を、幕末という激動の時代の中に描いているだけに、非常に面白かった。…

『寡黙なる巨人』

なんと強靭な精神をお持ちなんだろう。右半身麻痺に加え、嚥下障害に構語障害となってしまったのに、これだけの闘病記やエッセイを自力で書かれるとは! もどかしさ、悔しさ、絶望、そういうものを乗り越えて、前向きに生きていらっしゃる様には、本当に頭が…

京鹿子娘道成寺幕見2回目@歌舞伎座

てっきり、国立の歌舞伎のチケットを今日とったと思い込んでいて、地下鉄に乗ってから、予約番号を確認しようと、iPhoneでメールを探すと、なんと来週だった・・・。で、選択肢は2つ。「三聲会」に飛び込みで行くか、歌舞伎座で三津五郎さまの道成寺を拝見…

教文館にて

せっかく銀座まで来たのだから、ということで、教文館へ。灯台下暗し書店では見つからなかった本を、2階で探す。お茶席の冒険 (知恵の森文庫)作者: 有吉玉青出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/05/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 9回この商品を含む…

『文士のきもの』

近藤富枝さんというと、『一葉のきもの』を思い出す。『田端文士村』や『本郷菊富士ホテル』は、持っているのだけれど埋もれてしまって、読んでいない(^_^;)。 で。これはさっさと読もう!と決めて、家読み本に。文士のきもの作者: 近藤富枝出版社/メーカー:…