本のメモ

「書評」のメルマガvol.251

南陀楼綾繁さん(id:kawasusu)編集担当の [この版元がエライ!特別企画・ちくま文庫復刊フェアをめぐって] という増刊号で、いかにも“おまさらしいな”と納得の、トホホな拙文を書かせていただきました・・・(ちなみに、これ、ノンフィクションですよ)。 ま…

毎度のことながら

久しぶりで、セドローさんの替え歌爆裂! 「みちのくせどり旅」*1ステキです〜! ぜひ、岡崎さんに熱唱していただきたい!!(あ、芸風が違いますかねぇ・・・) *1:http://d.hatena.ne.jp/sedoro/20060209

出版ラッシュだ

柳家三太楼師・三之助さんコンビによる『オールフライトニッポン』、岡崎武志さんの『気まぐれ古書店紀行』、セドローこと向井透史さんの『早稲田古本屋日録』と、まぁ、身の回りですっかり出版ラッシュだ。といいながら、三太楼師たちの本、未だ本屋さんで…

加藤芳郎さん

夏目房之助さんのBlog*1で、加藤芳郎さんの訃報が・・・。加藤さんというと、NHKの「連想ゲーム」のキャプテン、そして新聞の4コマ漫画。 我が家では「連想ゲーム」は、毎週欠かさず見る番組だったので、子どもの頃は、マンガの登場人物みたいな風貌と、面…

さて、どれにしようかな

昨日買った、中野翠さんの新刊は既にマル決であるが、それだけじゃぁいくら読むのが遅いわたしでも、足らないなぁ・・・ということで、休みの間に読む=実家に持って帰る本を物色中。荷物が重くなるのはイヤなので、文庫と新書に絞ろう。

談春師

帰りについ、カフェに寄って買ったばかりの「東京かわら版」をチェック。巻頭エッセーは、福田和也さん。相変わらず談春師のこと。落語会情報をチェックした後、「en-taxi」の談春師の連載を読む。相変わらず面白い。修業時代の、断片的に見聞きしたエピソー…

『オールフライト・ニッポン』

このところ、いろいろとBlog巡回をサボり気味なのであるが、その間に見落としていたものは、きっといろいろあるなぁ・・・。「三之助の『まめさ』を鍛える場所」のこれ*1もそうざんす。着流しで羽田空港ターミナルを歩く二人組、ステキすぎますよ・・・。 *1…

こんなところに談春師が!

「本の雑誌」を買ったらまず読む、お決まりのページ(もちろん「笹塚日記」と「読書日記」)を読み終えた後、パラパラとページを繰っていると”談春”という文字が! なんでこんなところに!?と思ったら、青木るえかさんの、雑誌記事についての連載であった。…

もう1本の「鶴八鶴次郎」と花柳!

ABCの棚をうろうろと彷徨っているうちに、成瀬巳喜男についての評伝、評論を何冊か立ち読み。その中の1冊に成瀬の「鶴八鶴次郎」とその作品の中で鶴八を演じた山田五十鈴について、かなりの分量を割いている本を発見。その中には、「歌行燈」とその作品に出…

北野武と義太夫

先日読了した『知られざる芸能史 娘義太夫―スキャンダルと文化のあいだ (中公新書)』のメモをとる。いろいろと「へぇ」な話題はあるのだけれど、はしがきで、北野武さんのおばあちゃんが娘義太夫だったという記述を読んで、そういえば、とあやふやながら思い…

『オールフライトニッポン』

なぜ、カテゴリーが落語なのに、「オールフライトニッポン」かというと、この本の著者が、柳家三太楼師匠と柳家三之助さんだから。お二人とも乗物大好き!という噺家さんで、三太楼師匠は、「東京人」12月号の山手線特集で、記事を執筆して、満面の笑みを浮…

岩波文庫復刊情報

「文庫本大好きー岩波文庫コレクション」*1さんの10月28日のエントリーで、11月22日に岩波文庫の復刊が発売されるということを教えていただく。 気になったのは、 ■ 鏑木清方随筆集? 東京の四季 山田 肇 編 ■ 九鬼周造随筆集 菅野 昭正 編 ■ 最暗黒の東京 …

そうそう

先日、CX系でドラマ化された、北森鴻さんの作品は、『触身仏―蓮丈那智フィールドファイル〈2〉 (新潮文庫)』だった。灯台下暗し書店の文庫の棚に、テレビ・映画化作品コーナーができていて、そこにあったので、確認。帯を見ると、主演が意外に地味な女優さん…

澤村田之助がらみ

自分の蔵書(ってほど、大げさではないのだけど)に、同じ三世・澤村田之助の評伝小説があることに、Amazonを散歩していて気づいたので、近々読もうと。花闇 (集英社文庫)作者: 皆川博子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/12/13メディア: 文庫購入: 1人 …

「散歩の達人」は!

「散歩の達人」10月号は「神保町回游」と題して、神保町の特集がドーンと! 高野ひろしさんが取材と文を担当されている。東京堂ふくろう書店にある坪内書店の棚もアップで紹介。あとは、「神保町」で男磨きという見開きページには、神保町にまつわる本があれ…

文春新書10月の刊行予定

退屈男さんのBlogで教えて頂いたのだけれど*1、落語プロデューサー(でいいのかなぁ? レコーディングプロデューサー?)の京須偕充さんの新刊が、文春新書の7周年記念の1冊として出るそう。タイトルは『落語名人会 夢の勢揃い』。草森紳一さんの『随筆 本…

外骨没後50年企画

河出書房のHPに、宮武外骨没後50周年特別企画『外骨って誰?MIYATAKE GAIKOTSU』*1のお知らせが出ている。河出文庫にもとからあるのって、3点だけでしたっけ? *1:http://www.kawade.co.jp/specials/gaikotsu/index.htm

『花まんま』

西郷輝彦つぶやきblogで、『花まんま』絶賛!*1そうか、役者をやっていると、映画化権とか、気になるんだなぁ。 直木賞を取る前から、「本の雑誌」で(多分)目黒さんがおススメしていて、気になりつつ、未だ購入に至らず、なんだけど、最後の最後で、背中を…

ラジオの書評コーナーがサイトで読めるんだって!!

退屈男さんのBlogで、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」の書評コーナー「スタンバイ・ブックナビ」の内容が、テキスト版としてサイトにアップされている*1事を教えていただく。さっそく読みに行ってみたら、7月21日、目黒さんが担当の日に、横山秀夫さんの『…

ふたたび筑摩書房のサイトから

アンテナに別の更新が引っかかったので、見に行ったら、なんと、ちくま文庫復刊アンケート実施中! 最初にリンクで飛んだページには、編集部がセレクトした本が並んでいるが、全点を見るをクリックすると、絶版となっているちくま文庫全点が見られる。リクエ…

「さよなら杉浦日向子さん」 

筑摩書房のサイト*1に、松田哲夫さんの「さよなら杉浦日向子さん」という追悼文が掲載されている。これを読むと、漫画家を引退されたとき、すでに血液系の難病に罹っておられ、それが漫画家引退の理由だったとのこと。さらに、下咽頭癌がその後発見され、2度…

『雨にぬれても』

最近、よく上原隆さんのお名前を目にする。今日も、エンテツさんのBlog*1で『雨にぬれても』に、四谷ラウンドという出版社を経営していらして、その会社が倒産してしまい、その後、市井文学株式会社という出版社を興した、田中清行さんのことが出て来るとあ…

『アメリカの鱒釣り』が文庫に!

岡崎武志さんの日記*1を読んで、びっくり! ブローディガンの『アメリカの鱒釣り』がなんと、文庫に! さらに、解説が柴田元幸さんだそうで・・・。 (はまぞうを使うと、なぜか、文字化けしてしまうので、後ほど・・・) 今日、昼に灯台下暗し書店を視廻っ…

さすが「彷書月刊」!

岡崎武志さんの日記*1によりますと、今月30日に「彷書月刊」の名物企画「がっちり買いましょう」が行われるとのこと。メンバーは、岡崎さん、坪内さん、坂崎さん、河内さんに加え、石田千さんも参加されるらしいとのこと。楽しみです! そして(こっちが、…

こんなところで崔承喜の名前に

『重箱の隅』を持ち歩き本として読んでいるのだけれど、今日は、こんなところでこの名前を見かける事になろうとは!という名前を発見。ひとりで興奮している。その人の名前は崔承喜(チェ・スンヒ)。大正から戦前にかけて、日本を中心に、ヨーロッパや南米…

江藤淳

またまた、上々堂さんネタ*1ですが。今日は、江藤淳の命日だそうで。江藤淳といえば、文芸評論の大御所で、奥様を亡くされた後、その後を追うように自殺という道を選んだ、という程度の認識だった。著書もほとんど読んだことがなかった私が、江藤さんの著書…

「東京人」8月号

今月の特集は「昭和40年代街角写真帖」。昨年4月に亡くなられた写真家・加藤嶺夫さんが撮り続けた東京の風景をベースに、いろんな東京についての思い出が、さまざまな人によって語られていく。 わたし自身は、結構出不精であることもあり、「ああ、ここここ…

情熱大陸

最近「情熱大陸」で本関係の方が取り上げられる回数が、激増している気がする。今日は、原武史さん。お名前は本屋さんの店頭でよくお見かけしているのだけれど、その著書は読んだ事はないなぁ。タイトルバックでは”政治学者”と紹介されていたのだけれど、講…

すごい!

岡崎武志さんの日記(id:okatake]で、『古本道場』にまたまた増刷がかかったという記述。すごいなぁ。やっぱり内容がいいのはもちろんだけれど、あのタイミングで角田光代さんが直木賞を受賞されたり、装丁も女子の興味をひくような感じになっていたりと、い…

古書現世のもくろく

届いた日に、ザーっと目を通して、興味のある本には、赤で丸をつけてあったのだけれど、バタバタするうちに、メールを出すのをすっかりうっかり・・・。もはや、手遅れかも?と思いつつ、ダメもとで注文メールをお送りしてみる。こういうところで、うっかり…