2008-01-01から1年間の記事一覧

「島の千歳」お稽古

前回、とりあえず最後まで張扇をつけていただいたので、今日は、二上りを通して先生のお三味線と合わせて打たせていただく。「ここがうまくいったら、最初からね」と最初に先生がおっしゃったのが、ちょっとプレッシャーになったのか、あちこち、破綻してし…

「京鹿子娘道成寺」@歌舞伎座幕見

やっと、三津五郎さまの「娘道成寺」を幕見で拝見。道行は、常磐津だと長いのねぇ・・・。乱拍子はウーン・・・。今回は、坂東流に伝わっている振りで踊られるとのことで「あれ、ここってこうだっけ?」というところがいくつか。クドキの「恨み恨みて」の前…

銕仙会特別講座と能鑑賞第1回@銕仙会能楽研修所

春の「朝長」に続いて、囃子事の魅力をさぐる特別講座として、「摂待」をテーマに講座が行われることに。ぎりぎりまでチラシが配られていたので、人があまり集まっていないのかなぁ???なんて思ったが、蓋を開ければ、見所は結構満員。 1回目は、まず三浦…

定例公演@国立能楽堂

今日の定例公演は、山本順之さんの「芭蕉」で、ワキが閑先生、囃子方も仙幸さんに、忠雄先生ということで、ぜひ見たかった舞台。 代休をとるつもりが、そうもいかない用件があり、午前中は仕事。午後のみ休みに。 が。狂言「舟ふな」はよかったのだけれど、…

『わたしの日用品』

石黒智子さんが使っている日用品について、なぜ、それを使っているのか、という理由を書いたエッセイ。それを手に入れるまでの道のりなんかも書かれていて、いろいろ試したり考えたりした結果そこに行き着いたということ、つまり、いいモノを見つけるための…

『重曹のあるくらし』

なるほどねぇ〜っていう感じ。確かに、食べ物にも使う重曹やお酢を使って、食器洗いや洗濯をすれば、環境にはやさしいのかも・・・。日常の洗濯なんかは、この本に書いてある方法だと、水もたくさん使わなくて済むし、朝、バタバタしている時に洗濯機の「ピ…

灯台下暗し書店にて

最近、老舗スーパーの日用雑貨コーナーに、洗濯用や食器洗い用の重曹やクエン酸が置かれていて、前から重曹は気になっていたので、ふと・・・。重曹のあるくらし―掃除、消臭、洗濯、ボディケア…今日からはじめるラクチンエコ (MARBLE BOOKS)作者: 岩尾明子出…

あれ?

今夜は雨、って予報で言ってたっけ??? 買い物を済ませて、大坊珈琲で本を読んでいたら、ご主人が「雨が降ってきましたけど、傘はお持ちですか?」と。あれ、今夜は雨って、予報で言ってたっけ?と思いつつ、外に出るとまだほんのパラっと程度で、助かった…

「yom yom」

実家に行くのに、携帯と本を忘れてしまい、それに気づいたのは地下鉄に乗ってから。iPhoneを持っているので、携帯メールは転送してあるから読めるし、活字は駅のキオスクで何か調達しようと思ったのだが、キオスクにはアレがあればと思った文庫本がなく、と…

『寡黙なる巨人』

多田富雄さんの著書で、今年の小林秀雄賞を受賞。お能に興味を持つまで、どういう方かほとんど存じ上げなかった方。白洲正子や鶴見和子との交友があったので、うっすらとお名前は記憶にあった、という程度。科学者であり、詩人でもあり、能を深く愛する方。 …

『渡辺有子の料理あかさたな』

料理家・渡辺有子さんのレシピ&エッセイ。菜食メインになる前に買ったので、ここで紹介されているレシピは、もはやわたしの料理にはあまり反映できないなぁ。 うどの皮を食べるとか、さや豆のさやを開いて調理すると、違う味わいがあるとか、発見もあったけ…

とりあえず

午前中の工事で、水漏れ自体は止まった模様。が。トイレは比較的早く乾いたが、廊下は養生のために敷いてあったビニールとカーペットタイル?をどけると、まだまだびしょびしょ。カーペットだから水をしっかり吸い込んじゃったんだろうなぁ。 トイレと廊下に…

『茗荷谷の猫』

なんだか不思議な味わいのある一冊。連作といえども、はっきりとしたつながりというのではなくて、どこかに前に出て来た人の影がチラっとさす感じ。 表題作の「茗荷谷の猫」が一番好きかな? でも、最後の「スペインタイルの家」もいいなぁ〜。一番最初の「…

青葉乃会@国立能楽堂

いよいよ、我らが柴田先生主宰の「青葉乃会」当日。お天気はバッチリ。見所も9割方かそれ以上埋まっていて、よかったよかった。 最初に増田正造さんの解説があって、若松さんと銕之丞先生の仕舞。 狂言は、万作さんと万之介さんの「寝音曲」。 休憩をはさん…

まだまだ

朝、水道工事の人が管理会社の人と一緒にやってきて「水漏れは止まっているが、昨日漏れた水がまだ残っているせいだと思う」と。原因究明はもちろんだけれど、この水がポタポタ漏れている状態が、じゃあ、いつまで続くの??? で、その間、家はずっとこうい…

特別企画公演@国立能楽堂

東次郎さんの「花子」と大槻文蔵さん・六郎先生・銕之丞先生の「三笑」。「花子」は歌舞伎の「身替座禅」の元になった曲とのことで、一度見てみたいと思っていたのだが、なにせ「重習」の曲だから、そうそう機会は巡って来ず、やっと。でも、待った甲斐があ…

はぁ〜。

我が家の入っている集合住宅全体で、水道の配管工事が行われており、今日はいったん水道を止めて、各戸の配管をテストするとのことだった。 その知らせが来たのが、昨夜。帰宅したら玄関の扉に、お知らせの紙が貼ってあった。「えーーー、そんなのもっと早く…

「芸能花舞台」は観世寿夫特集

今週の「芸能花舞台」は、寿夫先生の特集。ゲストは、増田正造さんと野村四郎さん。 「海士」の仕舞(ご自身で録音した地謡で舞ったもの。カナダの研究者のために録画したものとのこと)、「俊寛」の一部、「バッコスの信女」の一部(白石加代子さんが若い!…

萬斎解体新書その拾四

ゲストは、なんと勘十郎さん! お人形もきっと遣ってくださるんだよなぁ・・・。年明けに発売とのこと。忘れないようにしなくては! MANSAI◎解体新書 その拾四 | 世田谷パブリックシアター/シアタートラム

2月の松竹座

演目・配役が決まりました。夜の部に亀ちゃんの『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』が。これ、見たいなぁ〜。が。2月は発表会もあり、大阪遠征はムリだろうなぁ・・・。 二月花形歌舞伎 | 大阪松竹座 | 歌舞伎美人(かぶきびと)

『茗荷谷の猫』

平凡社のBlog「今日の平凡社」で何度か紹介されており、そこからリンクされた書評などを読むと、結構、面白そうなので、買ってみた。 で、歌舞伎本が続いたので、フィクションを読もうと思い立ち、これを読み始める。 さりげない文章なのだけれど、味わいが…

『歌舞伎の愉しみ方』と『批評という鏡』

『歌舞伎の愉しみ方』は、お稽古帰りの地下鉄の中で読了できそうだったのだが、ちょっとだけ残ってしまったので、駅上のカフェで、トムヤム風フォーを食べつつ読了。 そんなに目新しい話はないけれど、「なるほどね〜」と気づかされたことや、「ええ、あれっ…

「島の千歳」

二上がりを最初から、一昨日お稽古していただいた件りまで、通して復習。アブないところは、やっぱり1回目はこけた・・・。ここは、三味線を聴いちゃいかんのだな、やっぱり、というのを確認。 「大丈夫そうだね」とおっしゃり、お三味線を弾いてくださり、…

顔見世大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

千秋楽夜の部を見る。「嫗山姥」はいろんな芝居のエッセンスが詰まっていると前回も思ったのだが、再見して、改めて。しゃべくりのところの、竹本の声の使い方は、あんな感じでよいのかなぁ?というのは、ちょっと感じたが、実のところどうなのかはわからな…

ジュンク堂新宿本店にて

お稽古の帰りに、伊勢丹に所用があったので、ついでにジュンク堂へ。身近な書店では手に入らない本を探すと、やっぱりあるところにはあるもので・・・。茶の湯の不思議 (生活人新書)作者: 小堀宗実出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2003/06/06メディア: 新書…

「島の千歳」

お稽古場に伺うと「わ、僕時間を勘違いしてた! 今、着替えるから上がって待ってて」と先生。いつもより早い時間帯にお稽古をお願いしたからなぁ・・・。 今日は二上りの最初から復習して、そのまま先へ進む。「区切らないと、最後まで行っちゃうから、今日…

『山川静夫の歌舞伎の愉しみ方』

この夏に出た、三津五郎さまのご本とタイトルが似てるなぁ。。まぁ、単行本と新書ということで、間違えることはないけれど(笑)。 山川さんの岩波新書といえば、先日読んだ『歌右衛門の六十年』。今度は、入門書なので、趣きがだいぶ違う。あちこちに内容に…

青葉乃会事前レクチャー&懇親会

国立能楽堂の大講義室にて、林望さんが講師のレクチャー。前半は林さんによる「安宅」の全体像についてのお話。後半は、役者としての立場から柴田先生のお話があって、最後に林さんと柴田先生の対談。 柴田先生から、ワキ方についての、面白いお話があり、当…

『京都075』1号&2号

大坊珈琲がもう閉まっちゃうよ!という時間になってしまったので、レ・ジュに行ってみる。レ・ジュは、他の街にあるお店は行ったことあるのだけれど、結構、コーヒーが軽く感じられるのは、大坊さんのを飲みつけたせいかな? 若い子が多そうなのと昔からそう…

青山ブックセンターにて

老舗スーパーで買い物を済ませて、無印良品でちょっとした小物を買って、青山ブックセンターへ。歌舞伎の愉しみ方 (岩波新書)作者: 山川静夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/11/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) …