歌舞伎

十二月大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

日程とチケット状況から、ここしかない!ということで、はしご。三津五郎様初役の南与兵衛後に南方十次兵衛が予想通り、すばらしかった。そして、お母さんをやった右之助さんも!ということで、できればもう一度見たいところなのだけれど、ちょっとムリかな…

第一回鳥羽屋文五郎の会@三越劇場

歌舞伎を中心に活動している鳥羽屋文五郎さんの初めてのリサイタル。父上は人間国宝の鳥羽屋里長さん。とはいえ、出演はなさらず。NHKの葛西アナが進行役で登場しておしゃべり。こういう会は、初めてだといろいろやりたくなる気持ちもわかるんだけどね。舞台…

顔見世大歌舞伎@歌舞伎座

「忠臣蔵」の通しだから、こちらも通しで拝見!という暴挙に。しかも、昼は3階のてっぺんの方、夜は1階の後ろの方という脈絡のない席とり。いや、出遅れたので残り物から選んだら、こうなっただけなんだけど。 「忠臣蔵」の昼の部は、特に男たちのドラマで、…

花形歌舞伎夜の部@新橋演舞場

夜の部は「三人吉三」の通しと「鬼揃紅葉狩」。 「三人吉三」という芝居は、やっぱり面白く、よくできているなぁ。「因果はめぐる」んだよな。そして、八百屋お七からも上手に世界を取り入れている。意外だったのが、愛之助さんのお坊。ちょっと小柄な印象も…

11月歌舞伎公演@国立劇場

国立劇場というと、どうも通し狂言や新作、復活モノというイメージがあるのだけれど、今月は「外郎売」「傾城反魂香」「大津絵道成寺」という「みどり」の番組。 「大津絵道成寺」は、たぶん初見。所化のかわりに唐子が出てきて、藤娘が「娘道成寺」を踊ると…

仁左さまの写真集が!

Amazonのオススメ商品を見ていたら、仁左さまの新しい写真集が月末に発売とな!片岡仁左衛門写真集作者: 片岡仁左衛門出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/12/15メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (10件) を見るとはいえ、即購…

「歌舞伎美人サロン」は清方展のトークショー

「歌舞伎美人サロン」第3回は、サントリー美術館で開催される「清方ノスタルジア」展会場でのトークショー。 近代日本画に大いなる足跡を残した巨匠、鏑木清方(かぶらき きよかた)(1878〜1972年)は、幼いころから歌舞伎に親しみ、歌舞伎を題材にした作品…

今年のサントリー学芸賞

発表になっていたのに、気づかなかったけど、今年のサントリー学芸賞は矢内賢二『空飛ぶ五代目菊五郎』(白水社)が受賞していた! この本、面白かったなぁ。明治の名優として、名前はしばしば團十郎とともに上がるけど、黙阿弥の明治開化モノについてはあま…

花形歌舞伎昼の部@新橋演舞場

染五郎さんと亀治郎さん、菊之助くんを中心にした、若手の座組。まさに「花形」。昼の部は「盟三五大切」と「三社祭」の二本立て。亀ちゃんの小万、好きだなぁ〜。絶世の美女っていうんじゃないけど、芸者姿がお似合い。菊ちゃんの三五郎は、パパのを見ちゃ…

顔見世大歌舞伎夜の部幕見@歌舞伎座

明治座の帰りに、とりあえず仁左さまの七段目は幕見しておこう!と東銀座で下車。先月の千秋楽の賑わいがウソのうように、幕見の入り口はのんびりムード。これなら五段目から見られるなぁ・・・とも思ったが、まぁ、今日は七段目だわ!と。でも、今月の幕見…

「晩秋」@明治座

明治座に行ったのは、開場直後に仕事で楽屋方面にお邪魔して以来かも??? 地下鉄人形町駅から甘酒横丁をぶらぶらしながら歩くと到着。なかなか綺麗な劇場だなぁ。 お芝居は、三津五郎様が主演ということで、内容とかろくにチェックもせずにチケットとった…

文化勲章&文化功労賞発表

歌舞伎からは坂田藤十郎さんが,落語からは桂米朝師匠が文化勲章受賞、文化功労賞には、能楽から片山九郎右衛門さん、文楽からは吉田簑助さんが、それぞれ受賞とのこと。おめでとうございます。 毎日新聞記事 [文化勲章:桂米朝氏らに 功労者には元横綱大鵬の…

「爆笑問題のニッポンの教養」に河竹登志夫先生登場!

今夜の「爆問」は歌舞伎がテーマで、河竹登志夫先生が登場。とてもお元気そうで、矍鑠となさっていて、よかったよかった。 番組公式サイトの内容紹介はこちら ちなみに 10月26日(月)午後3:15〜<総合> 28日(水)午前2:31〜(火曜深夜)<B…

髪結新三

「髪結新三」で、新三が住む長屋の大家さんが、新三に向かって何度も繰り返す言葉。星川清司『櫓の正夢』を読んでいたら、大田南畝の辞世が出て来て、その歌からこのセリフを思い出した。 時鳥啼きつる方見(かたみ) 初鰹 春と夏との入相の鐘 戸板康二先生…

六月大歌舞伎@歌舞伎座

昼夜通しで、歌舞伎座。どの演目もよかった! 今月は、個人的には、幸四郎さんがよかったのが意外だった。この方、”悪い人”をやる方がいいんじゃないかしら??? 吉右衛門さんも4月と5月は、「あれ???」と思った点がいろいろあったのだけれど、今月は…

「桜姫」@シアターコクーン

勘三郎さんが出演、もとになっているのが、南北の「桜姫」ということで、一応、歌舞伎に分類。 大竹しのぶはやっぱりスゴい女優だと思った。それと、笹野さん。勘三郎さんは、衣装がちょっと・・・(笑)であったが、こういう芝居をやっても、やっぱり勘三郎…

矢車会@歌舞伎座

2日続けての、歌舞伎座詣で。今日は、富十郎さんが主宰される「矢車会」を、昼夜通しで。 この会の目玉は、やっぱり富十郎さんと鷹之資ちゃんの父子共演による「勧進帳」(昼の部)と「連獅子」(夜の部)。ほかに、それぞれ踊り2番づつというコンパクトな番…

五月大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

千穐楽の夜の部を、なんとか「毛剃」から見物。「演劇界」6月号の吉田千秋さんの写真を紹介する連載で、「毛剃」のあの船の舳先を撮った写真が使われていて「そうだ、あのシーンだ! もう一度見たい!!」と思っていたので、團十郎さんが舳先に立って、その…

五月大歌舞伎昼の部@歌舞伎座

2度目の昼の部。今度は下からじっくり見ようということで、1階後方の花道寄りから。いやぁ、「暫」の海老蔵さんの横顔の美しさったら! この席でよかった!!!と思ったことである。どなたかもお書きになっていたが、今、これだけ筋隈が似合うNo.1は、やっ…

スタパに隼人くん

「陽炎の辻」に家基役で先週から登場した隼人くんが、山本耕史と一緒に出演。どうせなら、もうちょっとカチっとした服装で出ればいいのに・・・。演舞場の「鬼平犯科帳」の映像がチラと出たのを見ると「わ、獅童さんに似てる!」と。生で見た時はわからなか…

五月大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

一昨日の午後、どうしてもハズせない仕事が4時過ぎから小一時間割り込んで来て「わぁ、毛剃が見られないやぁ・・・」という事態に。結局、歌舞伎座にたどりついたら、ちょうど「毛剃」が切れるところであった(T-T) ま、平日だからしょうがないやねぇ・・・。…

五月大歌舞伎@新橋演舞場

ふだん、新橋演舞場に一日こもるのはなぁ・・・と思うのだけれど、今月はいろいろと見たいものが目白押しなので、そうもいっていられず、昼夜通しで。 「金閣寺」。去年、亀ちゃんの雪姫を見たのだけれど、やっぱりこの芝居、苦手かも・・・とその時に思った…

五月大歌舞伎@歌舞伎座

今年は團菊祭じゃないのねぇ、と気づいたのはつい先日・・・(汗)。初日は昼夜通し。 一番印象深かったのは、芝翫さんの「手習子」だったりする。長唄さんチームは劇団なんだけど、囃子が田中さんっていうのも、さよなら公演ならではなんだろうか? 傳次郎…

祝!!三津五郎さま、紫綬褒章!

俳優協会のHPによると、三津五郎さまが紫綬褒章を授章なさったとのこと。 おめでとうございます\(^o^)/

芸の真髄シリーズ@国立劇場大劇場

花柳寿輔さんと藤間紫さんの競演のはずだった会だが、先月紫さんが急逝されたため、「隅田川」の班女は玉三郎さんが代演。 半分以上は玉三郎さんの「隅田川」見たさだったのだけれど、実際に舞台を拝見すると、寿輔さんの「安達ヶ原」がとてもすばらしかった…

「NINAGAWA十二夜」チケット発売日

いやはや、相変わらずWebチケット松竹は、10時には入れない・・・。今日も30分くらい経ってやっとこさ。演舞場は歌舞伎座に比べて、間口が狭いし、奥行きもないので、きっと前回とはまた違った見え方がするような気がする。

四月大歌舞伎@歌舞伎座

今月は、お能のスケジュールが先に決まっていて、歌舞伎座昼の部に行ける日が、ここしかなく、三津五郎さまの荒獅子男之助には、1回しか会えない・・・(泣)。 夜の部にはあまり期待していなかったのだけれど、これがいい意味で期待を裏切ってくれて、大変…

忘れた!

今日は俳優祭のチケット発売日だということを、すっかり忘れていた・・・。まぁ、覚えていたからといって、取れたとも思えないけどね。 一応、戻り切符の発売日というのも告知されていたり、当日券っていうのもあるのだけれど、それもまぁ、ムリだろうなぁ。…

三月大歌舞伎@歌舞伎座

今月は、1度だけ。でも、「御浜御殿」と「千石屋敷」はもう一度見たかったなぁ・・。 真山青果の原作を読んでいると、大石は吉右衛門さんのイメージが勝手に頭の中に浮かんでくるのだけれど、千石屋敷の仁左衛門さんもよかった。 前回は、仁左衛門さんがすん…

おくればせながら・・・

亀パパが松尾國三賞を受賞なさったとのことで、リンクを開くと、ははは、三津五郎様が21年度の大賞を(^_^;) http://matsuo-e.net/business.html 邦楽部門では、勝国先生も受賞されていた・・・。